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shutterstock_103232405エイジングケアの基本! 紫外線対策してますか?

みずみずしい素肌を保つためのエイジングケアで、一番重要なのはしっかりとした紫外線対策です。
特にこれから夏本番にかけては、1年中で最も紫外線量が増える時期です。ちょっとした油断が肌の老化を招くことになると心得て、十分な紫外線対策をとっていきましょう。ここでは、エイジングケアのための紫外線対策についてお伝えしていきます。

 

紫外線対策でエイジングケア(1) 紫外線による肌の老化とは

紫外線対策について考える前に、紫外線が肌に与える影響について知っておきましょう。地上に届く紫外線には、波長の長い紫外線A波と、波長の短い紫外線B波の2種類があります。肌が赤くなる日焼けの原因になるのはこのうち紫外線B波。日焼けはシミの原因にもなります。また、紫外線B波を浴びることで皮膚がんのリスクが高まるとも言われています。波長が長い紫外線A波については、B波ほど急激な変化を引き起こすことがないため、従来はそれほど危険性がないものとされていました。ところが、近年の研究により、紫外線A波がシミやしわ、たるみなど肌の老化を引き起こすことがわかってきました。その波長の長さのため、肌の奥まで到達し、コラーゲンやエラスチンを壊したり変性させる作用があるのです。つまり、エイジングケアのための紫外線対策では、特に紫外線A波をカットすることを重視することが大切だと言えます。紫外線A波は波長が長いため雲や窓ガラスも通り抜けやすい性質があります。曇りの日や室内にいる時にも対策が必要になります。

紫外線対策でエイジングケア(2) 効果的な日焼け止めの使い方

日焼け止めを選ぶ場合は、紫外線防止効果を示す「SPF」と「PA」の値に注目しましょう。

<SPF>
紫外線B波をカットする効果を示す基準。2から50までの数値で表され、数値が大きいほど紫外線B波を浴びた時に日焼けの状態になるまでの時間を先延ばしにする効果が高くなります。


<PA>
紫外線A波をカットする効果を示す基準。PA+からPA++++までの4段階で示されます。

アウトドア用などにはSPFが高い日焼け止めを選ぶのが良いですが、エイジングケアの紫外線対策では、PAを意識して日焼け止めを選び、屋内でもしっかりと日焼け止めを使用することが大切です。できるだけ2~3時間おきに塗りなおすことも忘れずに。

紫外線対策でエイジングケア(3) UVカットアイテムを活用

日焼け止めに加えて、日傘や帽子、手袋やストールなどのUVカットアイテムで降り注ぐ紫外線を遮ることもエイジングケアに効果があります。こうしたアイテムを選ぶ際は、UVカット加工されたものを選ぶのが大切です。また、目から入る紫外線もメラニンの生成を促し、肌に影響を与えることがわかっています。外出時はサングラスやツバの広い帽子を利用して目に入る紫外線もカットするように心がけましょう。サングラスは必ず紫外線カット効果のあるものを選びましょう。万全の紫外線対策でエイジングケアして、夏の肌を守っていきましょう。

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