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お風呂上りにすぐに髪の毛を乾かすとドライヤーの熱で汗をかいてしまいますよね。
しかし濡れたままの状態でいると、潤いのないパサパサした髪の毛の原因につながってしまいます。
入浴後に素早く乾かすことがキレイな髪を維持する秘訣。
今回は髪の毛を早く乾かすコツを紹介しますので、今日から実践してみてください。

なぜ髪の毛は早く乾かした方がいいの?

キューティクル」という言葉はよく聞きますよね。
キューティクルには髪の一番外側で髪の毛を守るバリア機能としての役割があり、キューティクルが整っている状態=ツヤツヤのキレイな髪の毛になります。

キューティクルは湿度や温度が高いと開く性質を持っており、髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いた状態です。
そのため、濡れている状態で長時間放置するといくらコンディショナーやトリートメントなどのケアを行っても、髪の毛に保湿成分などの栄養が行き届かずに外に出てしまうのです。
入浴後にできるだけ早く乾かすことが、栄養成分を外に出さずにツヤのあるキレイな髪の毛を維持することにつながるのです。

そして髪の毛を乾かさないで寝ると、髪の毛や頭皮が蒸れて雑菌が繁殖する可能性があります。頭皮の血行も悪くなることから抜け毛や薄毛、体の冷えや風邪の原因にもなります。

タオルドライをしっかり!荒めのブラシでブラッシング!


髪の毛を少しでも早く乾かすには水分をきちんとふき取ることが大切です。
水分を多く含んでいる髪の毛にドライヤーをかけてもなかなか乾きません。
コンディショナーやトリートメントを流した後すぐに髪にタオルを巻き、上がったら根元からタオルドライをしていきましょう。

この時はまだ、毛先のタオルドライは行わず荒めのブラシでブラッシングをします。ブラッシングをすると毛先に水分が集まるので、それから毛先のタオルドライを行ってください。

ブラシは荒めを使うと髪の毛の負担を減らすことができます。濡れている髪のブラッシングは乾いている時よりも引っ掛かりやすいので、ブラシの目が細ければ細いほどブラシに髪の毛が引っ掛かかってしまいます。
キューティクルが剥がれるだけでなく、切れ毛の原因にもなるので目の荒いブラシを使うようにしましょう。

タオルドライをする時は、マイクロファイバータオルを使うと木綿タオルの3~5倍も多く吸収してくれるので、髪の毛を早く乾かすには優れたタオルです。タオルドライ用にマイクロファイバータオルがあると便利ですね。

ドライヤーの風量調節が大事!乾かす場所も注意!


髪の毛を早く乾かしたい時は、高温で乾かしてしまいがちですが、高温で乾かすと髪が痛む原因になることも。
高温ではなく風量を最大にすると早く乾かすことができます。

ドライヤーを購入する際は、温度よりも風量が大きいものがオススメです。
仕上げに冷風で全体を整えると髪のキューティクルが整うのでツヤが出てサラサラな髪になりますよ。

また入浴後に洗面脱衣室でドライヤーをかける方が多いですが、髪の毛を早く乾かすことが目的の場合は湿気の少ない部屋で乾かしましょう。湿気が少ない分、より早く乾いてくれます。

最後に洗い流さないタイプのトリートメントを使って必要な栄養素を補ってあげてください。自分の好みの匂いのトリートメントを使うのも良いですね。ダメージを防げると当時にリラックス効果があり、ゆっくりと眠ることができます。

 

いかがでしたか?
髪の毛はただドライヤーをかけて乾かせばいいだけではありません。
濡れたまま寝るのは髪にとって悪い状態につながりますのできちんと乾かしてから寝るように習慣をつけていきましょう。

ツヤツヤのキレイな髪を維持するには少しの努力が必要ですので、コツを掴んで少しでも早く乾かすように頑張ってくださいね。

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