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何故か冬になると太もものかゆみに悩ませされませんか?
「かいてはダメ!」とわかっていながらもかいてしまい、悪循環を招くどころか肌を傷つけてしまいます。
かきむしると太ももが腫れたり、湿疹になってしまったり・・・そんな辛い状態は避けたいですよね。
まずはかゆみの原因を突き止めることが重要。もちろん、かいてしまったあとにしっかりケアをすることが大切です。
気になる太もものかゆみ、その原因とケア方法をご紹介します。


太もものかゆみの原因とは?

冬になると決まって同じ場所がかゆくなるということは、やはり季節が関係しているのだろうと感じますよね。
太もものかゆみといっても、内側だけであったり、表側全体というケースも考えられます。

原因1)気温差によるかゆみ

冬になると外気の温度もグッと下がりますから、どうしても身体は冷えがちです。体温を守るための血管の収縮運動と皮膚が感知するかゆみの神経には関係があると言えます。
寒いと感じている時の血管は収縮状態となり、これ以上の熱を放出させないように縮こまっています。
そこから運動など身体を継続的に動かすことによって体温が上昇すると、貯えた熱を放出して血管が拡張します。この時にかゆみの神経が刺激を受けることによって、肌にかゆみを感じてしまいます。

学生時代に真冬の校庭で体育をする時や、寒いところから帰宅していきなりこたつに入った時など、経験のある方も多いのではないでしょうか?

原因2)寒冷蕁麻疹(じんましん)によるかゆみ

気温差による刺激が強いと、皮膚上に赤いぽつぽつとしたできものが広がり、さらにかゆみが増していくことがあります。
そのままにしておくと、今度は蚊に刺された時のようにぷっくりと腫れ上がってしまうことも。
これは「寒冷蕁麻疹(じんましん)」の症状。気温差が刺激になる点は原因1と同じですが、この刺激によって血管周辺のマスト細胞と呼ばれる細胞が敏感になり、ヒスタミンが分泌されるのです。
このヒスタミンがかゆみの元。大量に分泌されると皮膚細胞に付着して炎症を起こすので、蚊に刺された時のような赤くぷっくりした発疹ができるのです。

暖房の効いた暖かい部屋から木枯しの吹く寒い屋外へ出ると、防寒具を付けていない部分だけかゆくなったことはありませんか?
反対に暑い夏の日、エアコンの冷風を直接浴びてかゆくなった時も同様です。寒冷蕁麻疹によるかゆみが出ていたのかもしれません。

原因3)「乾燥」も見逃せません!

冬は何かと肌トラブルの多い季節ですね。特に乾燥しやすい時期ですから、保湿についても気が抜けません。
乾燥するというのは、太ももも同じです。乾燥状態にあれば、肌はとてもデリケート少しの刺激でも大きなダメージとなるかもしれません。
衣服の擦れから軽いかゆみを感じて少し掻いただけのつもりが、肌が真っ赤になるほど掻きむしってしまっていたり、乾燥から湿疹が出来てしまう事もあります。

さらにエアコンやこたつも乾燥を招きます。こたつに入ったままうっかり眠ってしまうと脱水症状を引き起こしてしまう可能性もあるほど、暖房器具は身体の水分を奪っていきます。
皮膚が乾燥すると、肌の一番上の層である角質層の細胞が乱れて隙間ができます。いわゆる「肌荒れ」の状態ですね。
肌が荒れるとバリア機能が低下して、さらに刺激を受けやすくなります。刺激により皮膚の表面に炎症が起こると、C線維と呼ばれるかゆみを感じる神経が皮膚の表面近くまで伸び、さらにかゆみを感じやすくなってしまう悪循環に。
肌の乾燥をそのままにせず、早めの対処が必要です。

 

かゆみの対処法は何?

血管の収縮や乾燥によって太ももにかゆみが感じられる時は、どのように対処すればよいのでしょうか?
かゆみを我慢するだけでは解決になりませんよね。

対処1)気温差への対処法

冬は気温差が大きく、昼夜の差はもちろん屋外・屋内の移動でもその差が刺激になりやすい季節です。
できるだけこの気温差を小さくしたり、あまり感じないように準備しておくことがおすすめです。
・入浴前に、脱衣場が冷えるようなら小さなストーブで温めておく。着替えを用意してすぐに着ることができるようにしておく。
・外出時は、肌の露出部分をなくすようにする。マフラーや耳当て、手袋などでしっかりとガードしましょう。
・機能性インナーなど吸汗性の高い下着を身につける。汗で身体が冷えてしまわないようにタオルなどでこまめに拭き取る。
・冷たいものは少しずつ摂取し、体内を急に冷やさないようにする。

対処2)寒冷蕁麻疹への対処法

発疹の出た部分が熱をもったように熱い場合、冷やそうとしてはいけません。かえって症状はひどくなり、逆効果です。
寒冷蕁麻疹がでてしまったら、冷やさずに「温めること」が大事です。血行を促進することで血管の収縮を防ぐことができます。
なるべく掻かずに様子をみていくこと。ぷっくりとした腫れは数時間で消えていきます。

また、あまりに強い痒みや湿疹が出来てしまったら皮膚科専門医にかかりましょう。
かゆみの元となるヒスタミンの分泌をおさえる抗アレルギー剤が処方される場合があります。
いわゆるかゆみ止めですね。かきむしって肌を傷つけてしまうより、薬でかゆみをコントロールするのも一つの方法です。

対処3)乾燥への対処法

冬の乾燥はまさに肌の大敵ですから、気になるところにはどんどん保湿していきましょう。
ボディクリームやオイルなどでしっかりケアをしていきながら、乾燥状態の肌に刺激を与えないように注意したいですね。
乾燥した太ももなどはお風呂でも優しく洗い、水分をとる時はタオルでも擦らずに押さえるように吸い取ります。
少しの刺激からかゆみが引き起こってしまいますから、出来るだけソフトタッチでケアをするのがオススメです。

乾燥対処におすすめなメイコー化粧品のボディケアアイテム

かゆみの原因の一つである「乾燥」を防ぐためのボディケアアイテム。できれば肌質などを気にせず使えるものがいいですよね。
そこでおすすめなのが天然成分配合のオイルです。

リバイバルローズプレミアムプラントオイルは、ホホバオイルをはじめとした7種類の天然オイルを配合。
さらに6つのフリーとして、合成着色料・合成香料・石油系鉱物油・石油系界面活性剤・パラベン・シリコン不使用。
ボディクリームやハンドクリームなどで保湿したいけど、においがきついものが苦手・・・そんな人にも使いやすいほのかな天然ローズの香りです。
体だけでなく髪の毛や爪のケアにも使えるので全身ケアが1アイテムで叶うのも嬉しいところ。



 

かゆみを防ぐのに効果的な習慣

キーワードは「血行促進」と「保湿」です。

血行を良くすることで、体温のコントロールもスムーズに行う事が出来ますから、かゆみも感じなくなっていきます。
また血管の収縮によって起きるかゆみは、脂肪の多いところがかゆくなるといった特徴があります。
太ももの他にお尻や二の腕辺りがかゆいと感じる場合は、血行促進となるような事を意識して行うと良いですね。

オススメは半身浴適度な運動です。
身体全体からしっとりと汗が出る程度に身体を温めると、血行促進効果があります。
また食べ物もバランス良く、脂っこいものや甘い物に偏らないように気をつけたいですね。血液がサラサラの状態をキープしましょう。

まとめ かゆみの原因と対処方法は?

太もものかゆみを引き起こす主な原因は急激な気温差でした。
この気温差をできるだけ小さくするように防寒対策をとり、血行を促進して血管が収縮しないように注意しましょう。
あまりに強いかゆみには抗アレルギー剤の服用や、保湿剤の使用も有効です。

寒い冬こそ潤いを意識してキープする事が大切ですね。
身体も芯から温めて、血行促進とツルスベの肌でかゆみ知らずを目指しましょう。

 

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