ネイルなどで爪を綺麗にしている女性は多いですね。
おしゃれを楽しみたい爪でも、爪の健康状態が悪いとぼろぼろになってしまいます。
手の保湿ケアをしている人は多いと思いますが、爪のケアもきちん行うことが美しい爪を守るためには必要です。
爪がぼろぼろで悩んでいる方のために、簡単に爪のケアを行う方法をご紹介します。
<目次>
爪がぼろぼろになる原因
爪を切ったら切りっぱなしにするのではなく、ヤスリをかける習慣をつけることが大事です。でこぼこがある爪は気がつかないうちに引っ掛かり、その衝撃が何度も繰り返されることでぼろぼろになっていきます。
また、爪がぼろぼろになっている人のほとんどの原因が「爪白癬(爪水虫)」です。
健康な爪はピンク色をしていますが、爪白癬になると爪が厚く白く濁り、爪の表面がぼろぼろになり筋ができます。爪のまわりに炎症も見られ進行するにつれて痛みを感じます。
爪白癬とは白癬菌という水虫の原因であるカビが爪の角質層に入り込み繁殖して起こす炎症のことを言います。
爪白癬になると、ネイルなどの爪のおしゃれができなくなるだけでなく、家族に感染してしまいます。爪白癬の症状が出たら早急に治療をしてください。
爪の縦線、実は「爪の老化」なんです
線が入っている爪をよく見かけますが、縦線が入っている爪は「爪の老化」が原因です。
爪も肌と同じで、水分不足で乾燥が起こるとシワができてしまいます。
爪にできる縦線は「爪のシワ」、横線は主に「栄養不足」が原因です。
横線が出来てしまった時は、バランスの良い食事を心がけましょう。
爪がぼろぼろにならないための対策は?
爪がぼろぼろになる一番の原因である爪白癬。
この爪白癬にならないためにできる対策はどんなことでしょうか。
「爪白癬を予防すること」これが対策です。
爪白癬の感染経路は接触と感染で、例えば病院や公共施設などで、水虫感染者が履いたスリッパを履くと白癬菌がうつります。
しかし、白癬菌がうつったからといってすぐに爪白癬にはなりません。
皮膚の中に住みつく前に洗い流せば大丈夫なのです。
最近は塗り薬が進歩していますので、爪白癬の疑いがある場合は皮膚科を受診し、塗り薬をきちんと塗ることで家族や他の人への感染を防ぐことができます。
足ふきマットやスリッパを共同で使わないことも大切ですね。
また、爪白癬以外で爪がぼろぼろになっているときの対策としては、バランスの良い食事を取り栄養不足にならないようにするのが一番です。
積極的にタンパク質やビタミン・ミネラルを食事に取り入れてください。
他にも指先の血行不良がある場合もぼろぼろ爪の原因になりますので、ハンドクリームなどを使って指先のマッサージをすることも効果的です。
爪白癬が原因でないのに爪がぼろぼろになるのは老化や栄養不足のサインです。
爪も身体や肌と同じと考え、きちんとケアしてくださいね。
爪は健康のバロメーターと言われます。
爪の様子を良くチェックし、改善するべき生活習慣は改善していきましょう。