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健康な肌は、乾燥する冬でも角層がバリア機能をきちんと果たして肌の水分量を保っています。しかし、かさつき肌や粉ふき肌の人は肌のバリア機能が低下し、肌の水分量が極端に失われている状態です。

特に冬は乾燥しやすいですが、季節性だけではなく毎日の入浴が乾燥の原因になっていることもよくあります。

<目次>

乾燥肌は入浴時間に要注意

長風呂は血行を良くし新陳代謝を高める効果はありますが、乾燥肌の人には乾燥を促進させてしまう可能性があります。
長風呂によって肌に必要な皮脂や保湿因子までもが流れ出てしまうため、肌にダメージを与えてしまうのです。

湯船に浸かる時間は10分以内にし、洗顔をする時や顔を洗う時は沢山の泡で優しく洗うようにしてください。少ない泡やナイロンタオルなどで力を入れて洗うことは、必要な皮脂まで取り過ぎてしまいます。

入浴後はすぐにタオルで水分を拭き取り、できるだけ早く保湿ケアをすることが大切です。
水分をそのままにしておくと肌はどんどん乾燥しますので、入浴後5分以内の保湿をオススメします。
かさつきや粉ふきを防ぐために簡単にできることなのでぜひ試してみてください。

かさつきや粉ふきの症状が出た時の対処法

103_dry_skin2顔に粉ふきの症状が出るとメイクもうまくできず、パウダーを乗せると更に目立ってしまいます。かさつきも同様でメイクをする女性にとっては悩みの種ですね。
そんなかさつきや粉ふきの症状が出てしまったら、どんな風に対処するのが一番いいのでしょうか。

保湿をする事が基本となりますが、その他にも入浴後にマッサージクリームなどを使って優しくマッサージをし顔の皮膚を柔らかくしてあげましょう。
粉をふく肌は皮膚が硬くなっていますので、柔らかくして角質を取りやすくする必要があります。強くマッサージをすると乾燥している肌を悪化させますので、マッサージは優しくすることが大切です。
仕上げに蒸しタオルで顔を数分覆ってあげると更にいいですね。

スキンケアの見直しもとても大事になります。
肌のバリア機能をきちんとサポートできる成分が入っている化粧品を使用し、元気な肌を取り戻しましょう。

化粧水には水溶性の保湿成分入りがオススメです。
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・グリセリン
などの成分が入っている化粧水で保湿をし、その後に保湿成分が逃げないよう乳液クリームなどで覆いましょう。

体の外側からだけではなく、内側からも潤いのある肌を作るように日頃からビタミン類が豊富な食材を摂取しましょう。
ビタミンA :うなぎ、チーズ、鶏レバー、豚レバー
ビタミンB2:アーモンド、豚レバー、牛レバー
ビタミンB6:マグロ、大豆、秋刀魚、にんにく
ビタミンC :赤・黄ピーマン、ブロッコリー、キウイ
ビタミンE :アーモンド、すじこ、たらこ
103_dry_skin3レバーはとても優秀な食材ですね。
これらの食材を頭に入れ、日々の食事のメニューを考えて見てください。

 

体の外側と内側の両方からケアすることで、この冬はかさつき肌と粉ふき肌から開放されたいですね。

 

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