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冬になると寒さで体を動かすことに抵抗があり、夏に比べて汗をかく機会が少なくなります。そんな冬に効果的なのが「塩風呂」です。湯船に塩を入れるだけでたくさんの汗がかけ、老廃物を排出してくれます。昔ながらのおばあちゃんの知恵、塩風呂の素晴らしい効果をご紹介します。

<目次>

入浴剤入らず!塩風呂果効果が凄い

昔は入浴剤がありませんでした。その代わりに入浴剤はなくても、「塩」を使った入浴が体にとってメリットがあったのです。塩は発汗作用に優れており、普通のお湯に入ってから汗をかくまでの時間と塩風呂に入ってから汗をかくまでの時間を比べると、約4倍早くなると言われているほどです。

なぜお湯に塩を入れることで、汗をかくまでの時間が4倍も早くなるのか不思議ですね。
それは、体液よりも濃い濃度の塩を含む湯船につかることで体の水分、つまり汗が外へ出されるからです。たくさんの汗を外へ出すことでデトックス効果にもなりますね。
塩には保温効果もあり、いつもの湯銭に塩を入れるだけでぽかぽか暖まり、湯冷めしにくくなります。

塩風呂!ゴシゴシ洗わない!正しい入浴方法は?

塩風呂に入ると毛穴が開き古い角質が自然に落ちていきます。これが塩風呂効果。
ゴシゴシと洗うと肌はどんどん乾燥します。
塩風呂はつかるだけで毛穴が開いてくれますので、毛穴の汚れも落ちて古い角質も落ちやすくなります。擦って洗わなくても十分に洗ったような効果を実感できますよ。

塩風呂の入浴方法は、毎日入らずに2~3くらいを目途に。
湯船に入れる塩の量は30~50g。よくかき混ぜてから10を目安につかり、一度出て体の塩をお湯で流します。これを2~3サイクル繰り返してください。

塩風呂で注意することは、追い炊きはしないこと。塩分で配管が錆びてしまいます。
また湯船のお湯を抜いた後はそのままにせずに、すぐに浴槽を洗ってください。入浴後そのままにしておくと錆びる原因となってしまいます。
 
 
今まで調味料として使うことが多かった塩。天然の塩には驚くべき効果がありました。
普段使っている塩も天然の塩に変えてみたくなりますね。
昔からの入浴剤「塩」でたくさんの効果を実感してみましょう。

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