ふと伸ばしたひじや、組み替えたひざに黒ずみを見つけると、思わず隠したくなりますよね。
いつからこんな風になっていたのかと焦りを感じるかもしれません。
ひじやひざといったパーツは自分の視界には入らないものですから、周囲の人の視線も気になります。
黒ずみがあるとまずはその部分をカバーできるような洋服選びになってしまいがちですから、お洒落の幅も広がりません。何となく年齢を重ねた肌といったイメージもありますから、早めに対処をしてモチモチの白い肌を取り戻したいですね。
<目次>
ひじ・ひざが黒ずむのは何故?
黒ずみの原因は主に3つと言われています。
「摩擦」「刺激」「圧力」です。
■摩擦
摩擦は肌と衣服の擦れによって生じます。また机や壁、床などにひじやひざをついてしまう時にも起こります。
出来るだけ肌に優しい素材の洋服を選んで購入すると良いですね。
乾燥する時期はひじやひざにも保湿クリームを塗ることで、摩擦を軽減してくれます。
■刺激
お風呂で身体を洗う時についゴシゴシと洗ってしまったり、紫外線を浴びるのも肌にとっては刺激となります。
またつい両手が塞がっているからと、ひじやひざを使ってドアを閉めたりなど、思わぬ使い方をして痛めている方もいるかもしれませんね。
■圧力
頬杖をついたり足を組む事は、一点にかなりの圧力が加わった状態と言えます。
つい癖でやってしまいがちな普段の行動でも黒ずみの原因となってしまいますから注意が必要です。
乾燥から角質を守ること
ひじやひざは元々肌を守る皮脂の量がとても少ないパーツです。
皮脂量が少ない上にケアも怠りがちな場所ですから、すぐに乾燥状態となってしまいます。
そこに摩擦や刺激など肌への負担が積み重なると、ダメージ部分を修復しようと肌の細胞が働き出し、古い角質を排出する間も無いほど不完全な角質だけが厚く重なります。
この古い角質層はとても固く、保湿成分の浸透の妨げとなってしまいますから、まずは古い角質を除去するケアから始めましょう。
角質除去にはピーリングやスクラブがオススメ
ピーリングやスクラブはどちらも古い角質を除去するものです。
ピーリングはボディ用ピーリング剤を利用して、角質を溶かして除去していきます。
スクラブは粗い粒子を使用して肌の表面を磨いていくものですが、市販品でも様々なスクラブが販売されています。
また自宅にあるものを使って簡単に手作りする事も出来ます。
- 簡単!塩スクラブの作り方
- <用意する物>
- 塩 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1/2(ボディーソープまたは石鹸)
2つを混ぜ合わせたら完成です。
塩スクラブを気になるところにマッサージをするだけです。
オリーブオイルを切らしている時は、石鹸を良く泡立てて塩を混ぜるだけでも大丈夫ですが、その後の保湿はたっぷりと行ってください。最後にぬるま湯で洗い流します。
角質除去の頻度は週に1回までとしましょう。
角質を無理やり取り除くことになりますから、肌の弱い方には刺激が強い可能性があります。
仕上げの保湿が大事!
角質のお手入れをした後は保湿を充分に行いましょう。
軟らかくなった皮膚から栄養分が浸透しやすくなりますから、早く黒ずみを解消したい場合は美白ケアも行うと効果が期待出来ます。
肌のターンオーバー(再生)には時間が掛かるものです。肌本来の潤いを取り戻し、正常な働きが行えるようになるまでは焦らず根気よく保湿を続けていきましょう。