「面長顔」の特徴と似合うメイク

顔の横幅に比べて、縦幅の方が長い「面長顔」。日本人に一番多いと言われています。
縦長の印象ですが、しっとりとしたどこか大人っぽく落ち着いた雰囲気が魅力的ですね。
しかし、「年齢よりも老けて見られる」「実際よりも顔が大きく見える」といった悩みがある人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめしたいのが、メイクを工夫することです。ちょっとしたコツを押さえてメイクすれば、面長をうまくカバーしつつ、顔立ちをより美しく見せることができます。
さらにメイク次第で印象の変化もつけやすく、面長顔のシャープさの中にもキュートな可愛らしさを作り出すと親しみやすい柔和な女性を演出できます。
この記事では、眉や目元からハイライト・シェーディングまで、面長顔に似合うメイクを徹底解説します。さらに、小顔に見せるテクニックも必見です。この記事を参考にしてメイクをワンランクアップさせれば、いつもの雰囲気とはちょっと違う「新しい自分」に出会えるでしょう。

面長顔の特徴

鼻筋がスーッと通っていて、鼻の穴が小さければより品の良さが際立ちます。
頬もあまり丸みが目立たず、あごに向かってスッキリとして見えますね。
日本人に多い面長顔は横幅が狭く、目と目の間隔が狭いのも特徴です。

面長顔受けるイメージ

頭が良く品格のあるイメージの面長顔は、大人しく謙虚な女性という印象を持たれることが多いようです。
どちらかというと内向的に思われがちですが、相手の気持ちを察し行動力もあるため人付き合いは上手な方が多い反面、繊細で傷つきやすい面も持ち合わせている、と言われています。

面長顔に似合うオススメのメイク

知的さと大人っぽいムードを持ち、落ち着きがあるため年齢も実際より上に見られてしまいがちな面長顔。
顔が縦長な分、小顔に見せづらいという悩みもあるのではないでしょうか。
縦幅は強調せず横に幅を広げるようなメイクで、顔全体の丸みを出していくようにしましょう。

■眉メイク

眉は一直線か、緩いアーチ状に円を描くと縦の幅を目立たなく出来ます。
ブラウン系でやや濃い目に描くのがオススメです。

■アイメイク

アイシャドウは目のキワが一番濃くなるようにアイホールからグラデーションを作って、しっかりとメイクをしていきます。落ち着いたブラウン系やベージュ系がナチュラルな仕上がりでオススメです。
アイラインはアイライナーを使い、まつ毛の隙間を埋めながら目尻も5mm程長めに引きます。ここで切れ長の目を作り横幅を持たせます。
マスカラもしっかりまつ毛をカールさせた後、目尻はやや強調するように横に長く塗ると良いですね。

 

■チーク

チークは頬骨の高い位置から、八の字のを描くように入れます。
この時耳の下を越えて入れてしまうと、顔の縦のラインが強調されてしまいますから注意しましょう。

■リップ

リップは唇の輪郭をハッキリと見せる方が顔の長さが気にならなくなります。
リップライナーなどを使ってしっかりと描きます。

■ハイライト・シェーディング

ハイライトとシェーディングを使い小顔を作ります。
ハイライトは額の中心と眉間に入れます。鼻筋は縦長を強調してしまうので避けましょう。
シェーディングは耳の下辺りからのフェイスラインに入れ、エラとあご先はやや厚みを付けて入れると良いですね。

 
 

小顔に見せるメイクテクニック

面長顔を小顔に見せるメイクの鍵を握るアイテムは、アイシャドウとチークです。
まず、小顔に見せるためには、縦割りグラデーション効果を利用しアイメイクで目元をしっかりと印象づけるようにします。アイホールから縦に、目尻にいくに従って徐々に濃いアイカラーを使うことで、目元を引き締める効果を高めて印象的な目元に仕上げます。
さらに、目を立体的に見せるために、パールの入ったアイカラーを涙袋に乗せるのを忘れないことです。

次に、面長顔の場合は、チークを少し低い位置に、横に広がりを見せながら入れるのがポイントです。
特に、頬骨より下の位置に意識をしてチークを入れることで、面長を目立たないようにし、きゅっと引き締まった小顔に仕上げます。この時に、頬骨よりも高い位置に入れてしまうと、頬から顎にかけてが長く見えてしまうので要注意です。
面長顔の場合は、チークを使って余白を埋め、顔全体をしっかりとまとめることを意識しましょう。

 

面長さんは横に流すようなメイクで小顔効果を

縦のラインは出来るだけ強調させずに、横に流すようにメイクをすると丸みのある顔に見せることができますね。

ハイライトとシェーディング、アイメイクもポイントになりそうです。
本来持っているスッキリとした顔立ちにはベーシックなメイクも、華やかなメイクも似合うはずです。
理想の顔型に近づけるメイクを身につけると、さらに自分に自信が付くのではないでしょうか。