日本は四季がハッキリしていますから、「強い紫外線」や「乾燥」といった髪へのダメージが気になります。
肌の状態に合わせてスキンケアを見直すように、ヘアケアも季節ごとの特徴や髪のコンディションに合わせた物を選ぶとトラブルは予防できますね。
季節別に現れやすいトラブルとオススメのケア方法をご紹介します。
<目次>
乾燥から紫外線が気になる春のヘアケア
暖かな春を迎えると、徐々に陽射しもまぶしく感じますね。
冬の乾燥によるダメージがまだ修復しきれない内に、紫外線は確実に頭皮や髪に影響を与え始めます。
また新しい生活をスタートさせる季節でもあるため、生活リズムが今までとは違ったり、食生活なども乱れがちです。
栄養不足やストレスから抜け毛が増えてしまう可能性もありますね。
春のヘアケアは髪の乾燥をケアして、紫外線対策も始めましょう。
シャンプーで髪や頭皮を清潔にした後は、トリートメントでしっかり潤いを与えます。
蒸しタオルで覆い、時間をかけるとより成分が浸透するのでオススメです。
5月頃から紫外線は強くなりますから、帽子や日傘などをコーディネイトに取り入れていきましょう。
夏は紫外線と汗!ダメージに負けないヘアケア
夏の紫外線は肌だけでなく、頭皮や髪にとっても大きな試練になります。
紫外線は髪の乾燥を進め、頭皮は日焼けによるダメージを受けてしまいます。
大切なのは紫外線をできるだけ浴びずに髪を保護することです。
また暑さから頭皮に汗をかきやすく、帽子を被ったり髪をアップにまとめていると蒸れてかゆみなども現れてしまいます。
ダメージの多い夏のヘアケアは不要な皮脂と汚れを取り除き、刺激の少ない物でケアをしていきましょう。
シャンプーは特に力を入れてしまいがちですが、頭皮をマッサージするようにして毛穴の奥の皮脂汚れを洗い出すように意識します。できるだけ低刺激のシャンプーで、肌に優しく乾燥を防ぐタイプを選ぶのがオススメです。
外出時には髪や頭皮にも紫外線対策をしましょう。
気温が下がり始める秋にオススメのヘアケア
朝晩は涼しくなり、気温差を感じ始めるのが秋ですね。
湿った空気から乾燥へと環境も徐々に変化していきます。
ヘアサイクルから抜け毛が増えるのも秋になりますから、次に生えてくる髪のためにも健康な頭皮を作っておきたいですね。
秋のヘアケアは冷えや乾燥を意識したケアを心掛けましょう。
シャンプーの際ついお湯の温度設定を上げてしまいがちですが、あまり熱いお湯では必要な油分まで流れてしまいます。38℃程度で優しく洗いましょう。
その後は夏に受けたダメージを補修するためにも、これから強くなる乾燥から守るためにも、トリートメントで頭皮と髪に栄養を補給します。
髪の栄養は血液によって細部まで運ばれます。できるだけ身体は冷やさないように、血行が良くなるように意識した生活が送れると良いですね。
乾燥から守る!冬のヘアケア
寒さから室内の方が心地良いと感じる季節ですが、暖房が効いた室内は屋外よりもさらにカラカラの乾燥状態です。
乾燥には何と言っても保湿が重要になりますね。
冬のヘアケアは、正しい水分補給と保湿で艶のある髪を目指しましょう。
シャンプーの後は髪が最も栄養を吸収しやすい状態です。シャンプー→コンディショナーではなく、シャンプー→トリートメント→コンディショナーといった順番でしっかりと髪に栄養分を補給しましょう。
トリートメントは髪内部へ、コンディショナーは髪の表面の潤いを守ってくれます。
静電気予防にも欠かせないケアですね。
乾燥が進んだ状態であれば、頭皮も肌もデリケートな状態になっていますから、優しいケアを続けましょう。
季節によってトラブルも様々ですから、それに対応したヘアケアが大切になりますね。
共通しているのはシャンプーは頭皮を傷めないように指の腹で優しく洗浄すること。頭皮マッサージを同時に行うのもオススメです。
シャンプー後はドライヤーでしっかり乾かしますが、熱による髪へのダメージも気にしておきたいところですね。
一か所に集中的に当たらないように気を付けながら、1割程度の水分が髪に残る位で終わりにしましょう。
乾かしすぎは禁物です。
洗い流さないトリートメントやミストタイプのケア剤なども利用してみると良いですね。