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ブラシを髪に使うのは乱れた髪を整えるためだけという方も多いかもしれません。
実はブラッシングには思っている以上の美髪効果があるんです。

簡単で思い立ったらすぐに出来るブラッシング。
正しい使い方をマスターして、健康で艶めく髪を手に入れましょう。

<目次>

ブラッシングの美髪効果


まず知りたいのはブラッシングの効果ですよね。
ブラッシングによって美髪になる効果は主に3つあります。

■清潔を保つ効果

絡まった髪をほぐし、抜け毛や汚れなどの付着を払います。
後頭部は自分の目では確認しづらいですから、ブラッシングで丁寧に汚れを払いたいですね。
シャンプー前にブラッシングをすると泡立ちも良くなり一段と洗い上がりがきれいになります。

■髪全体に潤いを促す効果

皮脂は頭皮から分泌されますが、そのままでは毛先まで行き届きません。
ブラッシングをすることによって、髪全体まで伸び潤いが行き渡ります。

乾燥しがちな髪にはトリートメントやヘアクリームなどを使って潤いを補給しますが、本来は自分で最良の潤い成分を作っています。
頭皮に留めておくのはもったいないですから、ブラッシングで毛先まで潤いを持たせてあげましょう。

■程良いマッサージ効果

ブラッシングで頭皮に掛かる刺激が気持ち良いと感じる方も多いと思います。
適度な刺激は頭皮の血行を良くし、髪に必要な栄養分が隅々まで回り始めます
健康な髪を作るためにも頭皮マッサージは有効ですが、ブラッシングからも同じ効果が得られます。

髪に良いブラシの選び方

ブラシにもたくさんの種類がありますね。
どんなブラシを使えば美髪効果が高まるのでしょうか。

ブラッシング用のブラシには様々な素材が使われています。
毛の硬いものや軟らかい物など好みにも個人差があると思います。
素材と特徴別にご紹介しましょう。

■動物の毛から作られたブラシ(獣毛(天然毛)ヘアブラシ)

毛が軟らかく、頭皮も傷めません。静電気も起こしづらいので乾燥する季節には良いですね。ただブラシの毛の密度が高いので、埃やゴミなどが入り込みやすくお手入れは少し面倒かもしれません。

■ナイロン製やポリエチレン製のブラシ(プラスチック製ヘアブラシ)

軽くて使いやすい物が多く、お値段も高くはありません。水洗いできる物も多いので清潔に使い続けられます
ただ素材によっては静電気が起こりやすい物もあるので注意したいですね。

■新素材(セシオン製など)を使ったブラシ

最新の技術でマイナスイオンを放出してくれるブラシも登場しています。髪との摩擦を軽減しキューティクルも整えてくれます。
静電気も起こりにくいのでストレスを感じずにブラッシングができますね。

■天然木を使ったブラシ(木製ブラシ)

ウッドブラシとも言われ、自然のあたたかさを手で感じることができ、丈夫で長持ちします。静電気を起こしにくく、ブラシ部分が地肌にしっかり届くので毛量の多い方でも頭皮をマッサージしながらブラッシングできます。

ブラシの正しい使い方


間違ったブラッシングを続けてしまうと、髪は傷みが増してしまいます。
正しい使い方をマスターしましょう。

■ブラッシング前の準備

髪が傷みパサついている場合はヘアオイルヘアクリームを塗りましょう。
ブラシの通りを滑らかにすると髪も絡まずダメージを軽減できます。

■毛先のもつれをほぐす

いきなり根元にブラシを入れるのではなく、毛先のもつれを予めほぐしておきます。
強く引っ張ったり、無理な力を加えると枝毛や切れ毛となってしまいますから、優しくほぐしていきましょう。

■毛先から根元、そして頭皮へ

ブラシはできるだけゆっくりと動かして抜け毛のリスクを減らします。
最初は毛先から、徐々に根元に向かってとかします。ブラシ通りが良くなったら頭皮へもあてていきましょう。
頭皮に対して斜めにブラシを入れ、気持ち良いと感じる程度の力加減でとかしていきます。

 

ブラッシングの仕上げはキューティクルの流れに沿って、根元側から毛先に向かってとかしていきます。引っ掛かる場合には優しく両手を使って、ブラシを小さく動かしてほぐすと良いですね。

ブラシが汚れていると雑菌が髪に移ってしまいますから、ブラシも清潔にしておきましょう。
ツヤ髪美人に!ヘアブラシのお手入れ方法

ブラッシングを行う目安としては、朝のスタイリングの時お風呂に入る前、そして就寝前にも行うと頭皮マッサージからリラックス効果も得られ質の良い睡眠に入れますよ。

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