私達の日々の健康は食事によって支えられています。
身体の中で何が起きてどこにダメージを受けているのかは自分の意識には届きませんが、たくさんの細胞は食事から血液に乗って運ばれてくる栄養で働いています。
例えば目に見える傷や意識に届く痛みを感じると、病院に行って詳しく診てもらいますよね。
傷であっても消毒や塗り薬などの他に内服薬が処方される場合もあります。
目に見える外側からだけのケアでは足りないのですね。
自分の肌をより美しくするためには、普段の食事から摂る栄養素もとても大切です。
美白効果のある食べ物を知って身体の内側からキレイを目指しましょう。
<目次>
食事で摂りたい!美白効果のある食べ物
美白を意識したらまずスキンケアを見直しますよね。
紫外線対策やメラニンの生成を抑える美容液を選び、ターンオーバー(肌の再生)を促進させると古い角質が剥がれ落ち新しい肌に生まれ変わります。
身体の内側からシミやくすみの元となる活性酸素を取り除くとさらに美白への近道となります。肌の調子を整えるビタミンも多く摂取したいですね。
美白にオススメの食材をいくつかご紹介します。
■トマト
トマトにはリコピンという成分が多く含まれています。
リコピンには抗酸化作用があり、シミやくすみに対抗し肌の老化を抑えてくれます。
ビタミンも多く含まれていますから美白のためには特にオススメな食材と言えますね。
フレッシュなサラダとして食べるのも良いですが、加熱することでリコピンを囲む細胞壁を壊し効率的に栄養素を取り入れられます。
生のままだとビタミンは摂取できますが、リコピンは摂りづらいため加熱や細かく砕いて料理にアレンジすると良いですね。
■ブロッコリー
ブロッコリーには美白効果の高いビタミンCが豊富に含まれ、メラニンを還元させる働きが期待できます。
その他のビタミン群も多く、食物繊維や鉄・ミネラルなども含んでいますから積極的に食べたい食材のひとつですね。
茹でてしまうと栄養素が流れ出てしまうため、レンジで蒸してサラダなどにするのがオススメです。
■こんにゃく
ダイエットフードとしても人気のこんにゃくには肌を保護するセラミドが多く含まれています。
紫外線対策としても有効で保湿成分もたっぷりなので、乾燥肌の方にはオススメですね。
たくさん食べてもカロリーが気にならないのも嬉しい食材です。
■レバ-
レバーには鉄分が多く含まれています。
女性は特に鉄分が不足しがちですから積極的に摂りたい栄養素のひとつで、美白にも深い関係があります。
肌の潤いを保つコラーゲンの生成にも必要な栄養で、活性酸素を除去するためにも一役買ってくれます。
今日はお肉が食べたいなという時にはレバーを食べると良いですね。
美白レシピでおいしく美しく!
食事はできるだけバランス良く摂るようにしたいものです。
偏った食生活では美白どころか健康も保てませんね。
毎日の食卓にプラスしたい美白効果のある食べ物を使った簡単レシピをご紹介します。
■具だくさんコンソメスープ
<材料> 2~3人分
トマト(プチトマトでも可) 2個
ブロッコリー 1/2個
ウインナー 5~6本
にんじん、キャベツ、タマネギなど冷蔵庫にある野菜
コンソメキューブ 適宜
オリーブオイル 適宜
塩・コショウ 少々
固めな野菜から順にオリーブオイルで炒め、コンソメキューブを規定の水と一緒に入れて煮込むだけの簡単ヘルシーなスープです。
身体を温めると血行も良くなり肌色も良くなりますから朝食にもオススメです。
■若鶏のレバー炒め
<材料> 2人分
若鶏レバー 200g
長ネギ 1~2本
おろし生姜 少量
酒 大さじ2
しょう油 大さじ1
サラダ油 大さじ1
酒・しょう油・おろし生姜を予めボウルなどに混ぜ合わせ、一口大に切ったレバーを入れ1時間ほど漬け込みます。
味が染み込んだら油を敷いたフライパンで焼き、最後は蓋をして蒸し焼きにして火を通します。刻んだネギを乗せて完成です。
もっと手軽に栄養素を取り入れるにはサプリメントも有効です。
忙しく食生活が乱れがちな時は意識して補うようにすると良いですね。
いつもの飲み物をトマトジュースに変えてみたり、毎日のメニュー選びに覚えておくと、オリジナルの美白レシピが増えて身体の内側からも積極的に美白へのアプローチができますね。