ショッピングや旅行で1日中歩くと、足腰にかなり疲れが溜まってしまいますよね。
そんな疲れを翌日に持ち越さないための、疲れのとり方をまとめてみました。
<目次>
ツボ押しで足腰のダルさを解消!
「命門(めいもん)」は生命力を司るツボで、足腰のダルさを解消したり腰痛を軽くしたりといった効果があります。
ツボの位置は背骨のライン上の、おへその真裏あたりです。
両手を腰に当てて親指を命門に重ねて1分ほど押しましょう。
体力や気力をパワーアップさせたり、お腹の調子を整えたりする効果もありますよ。
また、入浴ついでに足のむくみ解消に効果のあるツボを刺激するのもオススメです。
内くるぶしから手のひら(指5本)分、指1本分後ろあたりにある「築賓(ちくひん)」
内くるぶしからアキレス腱のキワに沿って指2本分ほど上あたりにある「復溜(ふくりゅう)」
内くるぶしの後ろのくぼんだ場所にある「太谿(たいけい)」
この3つのツボにシャワーのお湯を当てて刺激するだけで足のむくみ解消や疲労回復に効果がありますよ。
優しくさする
足腰が疲れたからといって強い力でマッサージをするのは逆効果。
優しくさすってあげるだけでOKなんです!
「痛気持ちいいマッサージ」や「強いストレッチ」はなんとなく効いているような感覚があるかもしれませんが、実は筋肉が炎症を起こしてしまっているので痛いと感じているのです。
足腰の疲れに必要なのは「緩めてあげること」なので、物足りないくらいの力で圧をかけずに優しくさすってあげましょう。
血行が良くなって体がふんわり軽くなりますよ。
入浴剤で血行促進
とにかく疲れていて早く寝たい…だからといって入浴をシャワーで済ませてしまうと疲れが抜けません!
ちゃんとバスタブにお湯をはって、ゆっくりお風呂に浸かりましょう!
この時、炭酸ガス入りの入浴剤を入れるのがオススメです。
お湯に溶けた炭酸ガスが末梢の血管に入り込むことで血行を促進し、疲労回復効果がアップします。
ちなみに、炭酸ガス入りの入浴剤だからといって泡が出ている間しか効果がないというわけではありません。
むしろ、炭酸ガスの効果は入浴剤が溶けてから発揮されると言われています。
泡が消えてから1時間半~2時間程度は炭酸ガスの効果が持続しますが、一番効果が高いのは泡が消えた直後です。
足を高くして寝る
「疲れた時は足を高くして寝る」というのは有名ですが、実は上げ方にもポイントがあります。
まず、足を上げるためのクッションや枕は、膝の裏からふくらはぎを支えるように使いましょう。
足先だけを乗せてしまうと膝に負担がかかってしまうので疲労回復効果がなくなります。
また、クッションの高さは10cm程度がベスト。
高くても20cmまでにしましょう。
ちょうど良い高さのクッションや枕がない場合はタオルを畳んで使っても良いでしょう。
いかがでしたか?
今日の疲れを明日に持ち越さないための疲労回復方法、ぜひお試しください!