健康食品の中で長く愛されている「青汁」ですが野菜不足を補う目的でよく飲まれています。
健康的な毎日を送るためには1日350ｇに野菜を摂取する必要があると言われており、この量の野菜を毎日摂取することはとても大変です。
そこで、野菜不足を解消するには青汁も一緒に取り入れていくといいですね。
野菜不足解消だけでなく色々な効果が期待できる「青汁」について詳しく説明していきます。
＜目次＞
青汁とは？どんな栄養成分が含まれてる？
青汁とは葉野菜の搾り汁のことをいいますが、栄養価が高いけれども食べにくい「ケール」「大麦若葉」などの生の葉野菜を搾っているのが特徴です。
生で食べると栄養効果が高い野菜ですが火を通すことで失われる栄養成分もあります。
普段から生野菜を食べることを心がけ、青汁でも栄養成分を補うと野菜不足を解消することができます。
青汁の主な原料「ケール」と「大麦若葉」に含まれる主な栄養成分は以下の通りです。
■ケール
食物繊維、カルシウム、ビタミン、ポリフェノール、マグネシウム、ギャバ、ルテイン、メラトニン、βカロテン
■大麦若葉
食物繊維、カルシウム、ビタミン、ポリフェノール、葉緑素、カテキン、亜鉛、鉄分、SOD酵素、ポリフェノール
栄養バランスがよい青汁ですが、少し前までは飲みにくいという印象が強く、子供が飲むことが難しい味のものも多くありました。
しかし原料の品質改良などの結果、苦味の強かったケール青汁も飲みやすくなり、今では少し甘みのある大麦若葉青汁は小さい子供でも美味しく飲める味になっています。
野菜不足解消だけじゃない！青汁には期待できる効果がたくさん！
■デトックス効果
■デトックス効果現代人は食物繊維が不足気味です。
食物繊維を積極的に摂取することで便秘改善効果があり、毒素を体外に排出する効果があります。
体内に毒素が溜まると体調不良の原因になりますので、老廃物や有害物質は積極的に外へ排出しましょう。
青汁には食物繊維の他にも葉緑素や亜鉛など、デトックスに欠かせない栄養素が含まれています。
■美肌効果
青汁に含まれるビタミンやカルシウム、食物繊維は美肌に欠かせない栄養成分です。
ビタミン類はコラーゲンの生成や肌の老化防止、血行促進を良くし、ハリやツヤのある肌へと導いてくれます。
カルシウムは体のいろいろな機能に深く関わり、食物繊維は腸内環境を整え肌を元気にしてくれます。腸内環境と肌はとても深い関係がありますので青汁で腸内環境を整えていきましょう。
■免疫力UP
昔から風邪にはビタミンCと言うように、ビタミンCには免疫力を高める効果があります。
ビタミンAや亜鉛にも免疫力を高める効果があり、青汁にはこれらの栄養素が豊富に含まれています。
体内に活性酸素が増える＝免疫力の低下になり、活性酸素が増えるのを防ぐことができるビタミン類、カテキン、ポリフェノールなどの抗酸化物質も青汁には含まれています。
■ダイエット効果
ダイエットは「脂肪を燃焼」することが大事です。
ビタミンB群、カルシウムは脂肪を燃やす時に必要な栄養成分であり、どちらも青汁に含まれています。
軽い運動をしながら青汁で栄養成分を取り入れると脂肪を燃焼させることができるのでダイエットにつながります。
青汁を飲むタイミング！朝？夜？
青汁は基本的にどの時間帯で飲んでもかまいませが、目的によって飲むタイミングを変えるとより早い効果を期待することができます。
■ダイエット目的
ダイエット目的で飲む時は「食前」に飲むのがオススメです。
食物繊維が水を含んで膨らむと満腹感を得ることができますので、食べ過ぎを防ぐことができます。また、食前に飲むことで血糖値が急激に上昇するのを抑えることができます。
■便秘解消目的
朝起きたらすぐに青汁を飲むと腸が刺激され便が出やすくなります。
牛乳やヨーグルトに混ぜて飲むと更に効果を発揮します。
オリゴ糖や乳酸菌が含まれている青汁を飲めば善玉菌を増やすことができるので腸内環境を整えることができます。
■不眠症改善目的
ケールを原料にした青汁には「メラトニン」が含まれています。
このメラトニンの分泌が少ないと深い眠りにつくことができず、加齢とともに分泌量は少なくなります。
食事から摂取することは難しいので、青汁での摂取が好ましいのですが就寝直前に飲むと食物繊維が豊富なため、お腹が張ったり痛くなるなどの可能性もありますので時間は自分で調整しながら飲んでください。
■野菜不足解消目的
野菜不足解消のために青汁を飲むという方は朝に飲むと効果的です。
寝ている間に体内の水分は奪われているので、寝起きに青汁を飲むと吸収力が高くなります。
気軽に摂取できる「青汁」は色々な効果を期待することができます。
「ケール」や「大麦若葉」のどちらを原料にしているかで含まれる栄養成分の種類や量、飲みやすさは変わってきます。
どちらの青汁を選んでも優れた健康食品であることには変わりませんので、毎日の生活に取り入れて行きましょう。
