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皆さんは「呼吸の仕方」を意識していますか!?

ほとんどの人が無意識に呼吸をしていると思いますが、人間は一生の間に6~7億回も息をするので呼吸の仕方を変えるだけで心身の健康が大きく変わることもあるのだとか…!

今回はアンチエイジングにも効果的な正しい呼吸法について紹介します。

<目次>

浅い呼吸はNG

呼吸の仕方は人の心身に大きな影響を与えています。

本来、成人は1分間に12~18回ほど呼吸をするのが普通なのですが、実際に測ってみると1分間に25回程度も呼吸をしている人が多いのだそう。

呼吸が早くなるということは、それだけ呼吸が浅くなってしまうということです。
呼吸が浅くなってしまうと肺に取り込むことができる空気の量が減ってしまうので効率が悪く、体に大きな負担をかけてしまうことに。
体が疲れやすくなったり、血行不良からむくみや便秘になったり、老廃物が溜まりやすくなったりなどの弊害があるのです。

口呼吸に要注意!

浅い呼吸と同様にNGな呼吸法として挙げられるのが口呼吸です。

人の鼻の奥には細かい毛がびっしりと生えていて、そこから粘液を分泌することで外界からの異物の侵入を防いでいます。
しかし口にはそのような防衛機能がないので、口で呼吸をしていると排気ガスやホコリなどが体内に入ってきてしまいます。

結果として風邪や肺炎が起こりやすくなったり、免疫力が低下することによってアレルギー症状が起こったりすることも…。
更には寝ている時に口を開けていることにより舌で喉を塞いでしまい、呼吸が止まってしまうという怖いケースもあります。

朝起きた時に喉がヒリヒリしたり、食べる時にクチャクチャ音を立てたり、イビキを掻いたりする人は口呼吸をしている可能性があるので注意が必要です。

正しい呼吸法でアンチエイジング

浅い呼吸は「胸式呼吸」なので、深くゆったりとした呼吸をするためには「腹式呼吸」が一番です。

腹圧で深さやリズムを調節する腹式呼吸にチャレンジしてみましょう!

腹式呼吸
  1. 仰向けに寝転び、ゆっくりと時間をかけて口から息を吐き出す(体中の空気をすべて出すイメージで、お腹を徐々に凹ませていきましょう)
  2. 吐ききったら鼻から深く息を吸う(下腹を膨らませていくイメージで)
  3. 再び口から息を吐く(吸った時間よりも吐く方に時間をかける)

息を吐く時間吸う時間4倍程度になるのが理想です。
腹式呼吸は1日5回くらいから始めて慣れたら1日10回以上行うのが効果的。
お腹の上に本を置いて行うと目で確認しやすいのでオススメですよ!

 

特別な道具も使わず、手軽に始められる腹式呼吸。
毎日の習慣にしてストレスや体の不調を改善しましょう!

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