歯を磨く時には歯磨き粉を使っている方が多いと思いますが、歯磨き粉はどのように選んでいますか!?
値段が安いからとか、CMで見て良さそうだったからとか、なんとなくの理由で選んでいませんか?
自分に合った歯磨き粉の選び方がわからない、今使っている歯磨き粉は自分にとって効果があるのか不安…なんて悩んでいる方もいるでしょう。
今回は歯磨き粉選びに悩んでいる人必見。
目的別・歯磨き粉の選び方について徹底的に紹介します!
<目次>
虫歯ができやすい人は…
虫歯ができやすい人や、虫歯予防に特に気を使っている人はフッ素入りの歯磨き粉を選びましょう。
また、食べかすや汚れが歯についているとフッ素の効果がなくなってしまうので研磨剤が入っている歯磨き粉がオススメです。
しかし、研磨剤が多すぎると歯の表面を傷つけてしまうので注意してください。
また、酸クロルヘキシジンやトリクロサン・塩化ベンゼトニウムなど殺菌効果がある成分の配合されたものもオススメです。
歯周病が気になる人は…
歯周病の改善が目的の場合は、市販の歯磨き粉ではなく歯科医院にて指示された歯磨き粉を使うことをオススメします。
歯周病を予防するのであれば、研磨剤の入っていない歯磨き粉や歯茎の血行を良くする酸化ナトリウムが配合された歯磨き粉がオススメですよ。
口臭が気になる人は…
口臭の約90%は虫歯か歯周病が原因だと言われています。
ですから、原因を改善する効果のある歯磨き粉を使うことが口臭を抑えることに繋がります。
また、歯磨き粉に含まれている界面活性剤は唾液を減らしてしまうので、口内が乾燥し細菌が増えやすくなります。
口内に細菌が増えると食べかすが酸化し口臭や虫歯の原因となってしまうことがあるのです。
口臭が気になる人は界面活性剤が使われていない歯磨き粉を使うと良いでしょう。
歯がしみる人は…
虫歯ではないのに歯がしみるのは知覚過敏の可能性が高いです。
知覚過敏とは、何らかの理由で歯の内部の象牙質が露出してしまった状態なので、一時的にバリアを作ってくれる硝酸カリウムや乳酸アルミニウムが配合されている歯磨き粉が効果的です。
また、研磨剤が含まれている歯磨き粉は歯の表面を削ってしまい知覚過敏が酷くなってしまうのでオススメできません。
歯を白くしたい人は…
着色汚れを落とすことで歯を白くしたいのであれば研磨剤が配合されているホワイトニング専用の歯磨き粉がオススメです。
ただし、汚れだけではなく歯の表面まで磨いて傷を付けてしまうと余計に着色汚れが付きやすくなってしまうというデメリットもあるので注意しましょう!
ホワイトニング専用歯磨き粉で磨いた後は、コーティング効果のあるフッ素ジェルを併用するのがオススメです。
いかがでしたか?
目的に合わせて歯磨き粉を使い分けて、キレイで健康的な歯を手に入れてくださいね!