日本人には比較的多い一重まぶたですが、オリエンタルでクールな目元がとても魅力的です。
でも一重まぶたの女性本人はその魅力をコンプレックスに感じている人も少なくありません。
目元はメイク次第でナチュラルにも華やかにも変えられます。選ぶカラーを味方に付ければ雰囲気に合わせ一重にしか作れない美しい目元が演出できますよ。
<目次>
ベースは肌色に合わせたカラーを選ぶ
メイクはただ好きなカラーを選んでも自分の肌とは馴染まずに浮いて見えてしまうこともあります。
目元は特に顔の印象を左右する大事なポイント。自分の肌色を知って似合うカラーを選ぶようにすれば思い通りの目元に近づけます。
顔全体と馴染みが良いカラーでベースを整え、ポイントカラーを上手に取り入れればクールにも可愛らしい印象にも変えられますから、今までよりも自然で微妙なニュアンスも楽しめるアイメイクが出来ますね。
一般的に肌の色はイエローベースかブルーベースのどちらかに分けられます。
日本人はイエローベースが多く、欧米人は色白のブルーベースが多い傾向にあります。
その特徴をご紹介しましょう。
■イエローベースの肌色
イエローベースの肌は全体の印象が黄色みを帯びて唇の色はサーモンやピーチ系の色。日焼けをすると小麦色になるタイプです。
手の内側の付け根の血管が緑色に見えるというのも特徴のひとつになります。
<イエローベースの肌の人に似合う色>
- ベージュ
- ブラウン
- オレンジ
- コーラル
- グリーン
- ゴールド
■ブルーベースの肌色
ブルーベースの肌は青みを帯びた色白で、唇の色はピンクやローズ系の色。日焼けをすると肌が真っ赤になってしまうタイプです。
手の内側の血管は青色か赤色に見えるのが特徴です。
<ブルーベースの肌の人に似合う色>
- パープル
- ブルー
- グレー
- ダークブラウン
- ピンク
- ボルドー
- シルバー
なりたい雰囲気を作る一重の方におすすめのカラー
自分の肌色に合うカラーを知ったら、次はなりたい自分に近づけるカラーを選んでみましょう。
ビジネスシーンや女子会、デートの時などそれぞれでカラーを使い分けると気持ちまで変わり新しい魅力が発見できます。
■クールで知的大人っぽいイメージ
イエローベースの人におすすめなのはカーキ系のカラー。
ブルーベースの人にはグレー系がおすすめです。
華やかさのあるカラーよりは引き締め効果のあるカラーがキリっとしたカッコよさを演出してくれます。
■フェミニンでキュート可愛らしいイメージ
優しく柔らかい雰囲気を作るのがポイントになります。ただ一重の方はピンク系のカラーを乗せすぎると腫れぼったい印象になってしまいますから、あくまでもポイント使いにして抑えめに使うようにしましょう。
イエローベースの人にはオレンジよりのコーラルやサーモン系のカラー。
ブルーベースの人には淡いピンク系がおすすめです。
■ナチュラルメイク
素顔に近いナチュラルな雰囲気を作るには肌色に近いカラーで濃淡をつけるのがおすすめです。
イエローベースの人にはベージュやブラウン系のカラーがおすすめ。
ブルーベースの人はブラウン系で目元に軽く立体感を付けるのがおすすめです。
■エレガントで上品なイメージ
華やかでありつつ品がある目元は少し落ち着いたトーンのカラーを選びます。
パールやラメが入ったカラーは目元を美しく見せてくれますが、一重の場合はその輝きによって目自体を小さく見せてしまう可能性があります。
使うのであれば目の際にポイント程度に入れるようにしましょう。
イエローベースの人はブラウン系でやや光沢があるものでも良いですね、ブルーベースの人にはパープル系がおすすめです。
立体感を作るカラーパレットを使いこなそう
使いたいカラーは決まっても、塗り方に自信が持てない方も多いと思います。
そんな時にはパレットタイプのアイシャドウを使うと、簡単に立体感も作れどの色をどの場所に乗せるのかもわかりやすいのでおすすめです。
一番明るいハイライトカラーはまぶた全体にぼかして入れます。明るいカラーが目元に透明感を与えてくれますね。
肌馴染みの良いカラーを使いましょう。
ミディアムカラーはハイライトと締めのカラーとの中間色。
アイホールにぼかして入れることでグラデーションをつなぐカラーとなり、統一感を持たせてくれます。
メインカラー、シェイドカラーとも呼ばれる一番濃いカラーは目元を引き締め際立たせる効果があります。
一重の人はこのメインカラーを上手に使いこなすとアイライン無しでも目を大きくハッキリと見せられます。
目を開けた時にメインカラーが2mm程度見えるのが目安になります。
最初は細めにして入れ、少しずつ重ねて幅を広げていくと失敗も少ないですよ。
まずはパレットでアイメイクのコツを掴んで、慣れてきたら肌と相性の良いカラーを単色で選ぶのも良いですね。
洋服や小物を選ぶように、メイクも毎日のファッションに合わせて楽しみたいですね。
一重だからと言ってアイメイクをいつも控えめにしていては勿体ないです。海外女性の多くは一重の目元に特有の美しさを感じています。
一重ならではの切れ長な目元や、上品な雰囲気はアイメイクによって更に洗練されます。似合うカラーを見つけて新しい自分を発見しましょう。