急に襲われる眠気。今寝てはいけない!という時に限ってどうしてもまぶたがくっ付いてしまうんですよね。
真っ直ぐ背筋を伸ばしたまま目だけを閉じて仮眠ができるなら良いですが、閉じた目は身体からも力を奪ってしまいます。
ガクっと身体が倒れ込んでハッとして我に返った時、周囲の視線が冷たく感じてしまいます。
自分でコントロールすることができない眠気はどう対処すればいいのでしょうか?
周囲に気付かれずに簡単に眠気を吹き飛ばす方法をご紹介します。
<目次>
食べ物による刺激
手軽に口に含むことができるミント系のタブレットや飴、ガムなどがおすすめです。
口を動かす動作とフレッシュな味で脳が刺激され目が覚める効果があります。
寝不足や疲れが溜まっている時はポケットにしのばせておくといざと言う時に心強いですね。
眠気にはカフェイン
眠気覚ましにはコーヒーやエナジードリンクを意識して飲んでいる方も多いですね。
カフェインには疲労回復効果と覚醒作用がありますから、眠気防止には最適です。
ただ最近はこうしたカフェイン飲料に頼りすぎて中毒になってしまうケースも見られますから、適量を意識して飲んだ方が良いでしょう。
体格によって差がありますが、コーヒーで1日3〜5杯程度が摂取量の目安となります。
カフェインを摂取してから30〜40分ほどで効果が出てくると言われていますから、眠くなりそうな時に前もって飲んでおくのがおすすめです。
眠気を覚ますツボを押す
ツボを押すとピンポイントの刺激が脳に伝わり血行が促進されて眠気が飛んでいきます。
仕事や忙しい家事の合間でも簡単にできるのが嬉しいですね。
■清明(せいめい)
目頭の上にある少しくぼんだ部分で目が疲れた時などにも効果があります。
痛気持ち良い程度の力でグッと垂直に押さえましょう。
■風池(ふうち)
後頭部の下部分、耳の後ろの出っ張った骨から首側に2〜3cm内側の2か所、指がスッと入る場所があります。
両手で後頭部を抱えるようにして親指で押していきます。
眼精疲労に効果があり、疲労やストレスからくる自律神経の乱れを整え頭をスッキリさせてくれますよ。
■労宮(ろうきゅう)
手の平の中心にあるツボになります。
反対の手の親指の腹で中心部分をギューっと押して適度な圧をかけると、眠気が取れ疲労感もやわらぎます。
気持ち良いと感じる程度の力加減で押してみましょう。
■合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指の根元、骨が交差する手前部分のくぼみになります。このツボは万能のツボとも呼ばれ、目や全身の疲労回復に効果があるとされています。
仕事に没頭した後、このツボを押してリフレッシュ出来たら良いですね。
目が覚めるような行動をする
どうしても眠い時は会議中や身動きがとれない状況でない限り、身体を動かしてみるのもおすすめです。
立ち上がってトイレに行ってみたり、お茶を入れ替えたり氷を口に入れてみたりと、眠ってしまう状況から抜け出す行動で次第に目が冴えてくるかもしれません。
声を出しても問題がなければ少し大きめな声で誰かに話かけてみたり、一人になれるなら歌を口ずさんでも良いですね。
また軽いストレッチをして硬くなった筋肉をほぐし、全身の血行を良くすると脳が覚醒していきますよ。
本当なら眠気は自然の摂理ですから、少しの時間でも昼寝が出来る方が良いですね。
15〜30分以内の仮眠だけでも十分に満たされ、疲労回復効果が得られます。
昼間に眠気に襲われるのは夜の間に十分な睡眠が取れていないケースも考えられますね。
生活習慣が乱れていたり、ストレスや疲れが溜まっているのかもしれません。
度々昼間に眠くなるようであれば自分の生活サイクルを見直してみましょう。
健康は規則正しい生活が基本です。
いくら我慢しても眠そうな顔は周囲の誰かにきっと気付かれてしまうはず…。いつも元気で素早いリアクションが出来る存在になれたら、誰からも信頼されるようになりますね。