10代の思春期を過ぎて、大人になってから出来るニキビは、目立ちますし、繰り返し出来てしまいメイクも綺麗にできず困ってしまいますよね。
今回はそんな大人ニキビの原因と対策をご紹介します。
肌トラブルのない綺麗なお肌作りを目指しましょう!
<目次>
若い頃のニキビと大人ニキビの違い
■10代〜20代のニキビ
「活発なホルモンの働き」が原因です。
ホルモンの働きが活発になると過剰に皮脂の分泌が増える事でアクネ菌が増加しニキビになってしまいます。アクネ菌は油分を栄養分としていますので皮脂がある所に集まります。つまり、Tゾーンなど普段から皮脂が分泌されやすい部分を中心にニキビが発生します。
■大人ニキビ
Uゾーンなどのあごや口周りなど皮脂が少ない箇所にできやすく、皮脂が少ないため毛穴の角質が厚くなって毛穴を塞ぎ、そこに皮脂が詰まる事でアクネ菌が過剰に集まり増殖しニキビになります。
毛穴がある所にニキビあり
大人ニキビの原因は毛穴の角質の乱れから始まります。ですので毛穴がある所にはニキビができるのです。
頭皮をはじめ背中、お尻、耳にもできます。できた部分によって対処方法が変わりますが、例えば頭皮の場合は頭髪や帽子を被り蒸れる事で細菌が増加したりします。また、シャンプーやコンディショナー、整髪料の洗い残しが原因の場合もあります。
男性の場合はひげ剃りが原因であごの部分の毛穴周りがダメージを受けニキビになる事もあります。いずれにせよニキビができてしまった場合は触らず清潔な状態を心がけましょう。
大人ニキビは皮脂を取り除いてもニキビ予防にはならない
若い時のニキビと違い、肌の角質が毛穴を塞いでしまう事でできる大人ニキビは、洗顔などを繰り返して皮脂を取り除いても予防にも、治療にもなりません。逆に洗顔を繰り返す事で肌の乾燥が促進され新たな大人ニキビの原因にもなり得ます。
一番の予防はどんな状況下でも毛穴に菌を貯めない清潔なお肌を目指す事です。
また、ニキビに保湿はとても重要で、肌がしっかりと潤っていないと、毛穴(の周り)が硬くなってしまい、余計に皮脂や汚れが毛穴に詰まってニキビを誘発すると言われています。そしてターンオーバーを整え、乾燥しないお肌作りが、ニキビ予防になるのです。
ニキビ対策に効果的な食べもの
大人ニキビに悩む方によく見られるのが食生活の乱れです。
偏食傾向の方や、外食が多い方などはバランス良く栄養が取れなくなるため健康にもお肌にも影響を与え大人ニキビができてしまう場合が多いようです。
ニキビに有効な代表的な栄養素はビタミンです。ビタミンは肌あれに対して有効な成分とされています。
例えばビタミンB群(納豆、マグロ、卵、レバーなど)は肌のターンオーバーをサポートしてくれたり、血液の流れを良くしてくれる効果があります。ビタミンC(レモン、アセロラなど)はニキビの炎症を抑えたり、過剰な皮脂の分泌を抑える効果があります。
逆にニキビの原因になりやすい食べ物は糖分や刺激物、油脂が多い物です。
糖分は摂取しすぎると体内で分解する為に大量にビタミンB群を消費してしまいます。
さらにエネルギーとして使わない糖質は脂肪として蓄積されます。その事で皮脂の量が増え毛穴が詰まりやすくなる原因となってしまうのです。刺激物は適度に食べるとお肌に良い影響を与えますが、食べ過ぎると胃に負担がかかり消化吸収の機能が低下しニキビの原因になります。
最後に油分が多い食べ物は皮脂分泌に直接的に影響を与えるためアクネ菌が大好きな皮脂量を抑える為に食べ過ぎには注意が必要です。
いかがでしたか?大人ニキビに悩まされている方は、よい機会だと思って、毎日の保湿ケアと食生活を見直して、ニキビのないつるんとしたなめらかな肌を目指しましょう。