つい楽しくてお酒を飲み過ぎてしまい、翌朝二日酔いで最悪だった…なんて経験はありませんか?
顔がむくんでしまったり、気分も悪い状態が残ってしまったりと、お酒との付き合い方を間違えると悪い結果ばかりが目立ってしまいます。
でも実は、お酒には肌に良い成分が含まれているものもあるのです。
アルコールは飲みすぎると身体に害となるので気を付けなければいけませんが、少しの量を楽しむのであればキレイになれるお酒を是非選びたいものですね。
<目次>
お酒と身体の関係
お酒の好き嫌いには個人差がありますよね。
女性は特にその幅は大きいかもしれません。男性に比べ女性の身体はあまりアルコールを分解するのが得意ではないそうです。
それでも何かとお酒の席は多いですし、その場が楽しくてついつい飲み過ぎてしまうこともありますよね。
お酒は肝臓によって分解されていきます。
肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれ、不調が現れた時には病気が進行している場合も多く、お酒の飲み過ぎが原因というケースは多いようです。ただ悪いことばかりではなく、お酒を飲むと気分がリラックス出来たり、普段は無口な人が笑顔でおしゃべりを始めたりと、良い効果も得られます。
飲む量を注意しながら、時々は肝臓を休ませる日を作ってあげると、健康的にお酒を楽しむことが出来ますね。
キレイになれる効果のあるお酒とは
お酒を飲んでキレイになれるなんて、お酒が好きな人には有り難いお話ですよね。ただし、お酒なら何でも良いという訳ではありません。
キレイになる成分とその効果についてもご紹介していきましょう。
まずは赤ワインです。
赤ワインと言えば「ポリフェノール」ですね。ポリフェノールは植物の皮や種などから採れる天然成分になります。
赤ワインの場合はブドウを皮ごとから生産されていますから、ポリフェノールはその色からもたっぷり含まれていることが見て取れます。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、肌の老化を防いでくれます。ミネラルやビタミンなども含まれていますから、美肌にはもってこいのお酒と言えますね。
適量はグラス2杯程度が良いでしょう。
日本酒や焼酎などにも美容に良い成分が含まれています。
芋焼酎には美白効果が期待できるアントシアニンが含まれています。糖質もありませんから太りにくいのも嬉しいですよね。
日本酒にも抗酸化作用のあるフェラル酸が含まれていますので、アンチエイジング効果があります。
またアミノ酸が含まれているので艶のある肌を作ってくれます。
焼酎の適量は100ml程度、日本酒は180ml(1合)と言われています。
それから意外にもビールも女性のキレイの味方です。
美しい肌を保つためには欠かせないビタミン類が豊富に配合されている上、ホップに含まれる成分の中に女性ホルモンと似た働きの物質が含まれているため、女性特有の悩みを解消してくれる効果も期待出来ます。
ビールの適量は中瓶1本程度です。
飲酒後にしておきたいこと
お酒を楽しむ時は、同時に水分も摂るように心がけておきましょう。
アルコールを分解するためには多くの水分が必要ですが、アルコールに含まれる水分では補うことが出来ません。水分不足になると身体に蓄えられた水分もアルコール分解のために使われてしまい、肌も脱水状態となります。
飲酒後でも大丈夫ですから、たっぷりとお水を飲むようにしましょう。利尿作用を促進させておけば、翌朝のむくみの心配も要らなくなりますね。
お風呂はゆっくり浸かるよりは、軽く済ませるようにします。お酒を飲んだ後は長時間のお風呂は脱水の元となり、肝臓にも負担になります。
メイク落としやスキンケアだけは頑張って行い、後はゆっくりと睡眠を取りましょう。二日酔いになる原因は実は睡眠不足という場合もあるのだそうです。
良い気分で自分の時間を少し楽しみたい気持ちにもなりますが、アルコールを分解させる時間を肝臓に与えてあげることで、翌朝もスッキリと目覚められますよ。
お酒には美容効果もありますが、リラックス効果も高いと言われています。空腹での飲酒は避け、無理のない飲み方と楽しい会話で大人の時間を過ごすと良いですね。
お酒の成分にも美容効果が含まれていることを知ると、少し楽しみが増えるのではないでしょうか。
飲み過ぎには注意をして、時にはゆっくりとお酒を味わうのも素敵ですね。