出産前に赤ちゃん用品や出産に向けての入院用品をそろえる時間は楽しいですよね。
ですが、何を購入していいか分からず、なかなか買い物が進まない…そんなプレママも多いのではないでしょうか。
今回は、産後にあると便利なオススメのアイテムを紹介していきます。
<目次>
ドーナッツクッションで産後の痛みを軽減
普通分娩で出産する初産の妊婦さんの7割が「会陰切開」を行うとされています。
会陰切開はお母さんと赤ちゃんを安全に守るために会陰を医療用のハサミで切開することを言い、出産の時は必死のあまりその痛さを感じないようですが、産後少し時間が立つと痛みが伴う場合があります。
座った時に切開した患部が椅子や床に触れた時の痛みは人それぞれとはいえ、相当のもの…。
そこでその痛みを軽減させてくれるオススメのアイテムが、真ん中に穴が空いている「ドーナツクッション(円座)」です。
会陰切開後はドーナツクッションがないと痛くて座ることができなかった!という声もよく聞かれます。
産後の使用だけでなく普段からクッションとして使うことも可能ですよ。
種類もたくさんありますので、入院前にお気に入りのものを探しておいて、入院中に家族に買ってきてもらうというのも一つの手ですね。
授乳クッションを使うと正しい姿勢で授乳ができる
授乳時に使うクッションとして便利なのがその名の通り「授乳クッション」です。
産まれたばかりの赤ちゃんはとても小さく、首も安定しないため授乳には気を使います。
お母さんの腕を上手く利用して授乳している姿も良く見ますが、授乳クッションを使うと赤ちゃんもお母さんも姿勢が安定しとても楽に授乳することができます。
産まれたばかりの赤ちゃんの体重は軽いですが、赤ちゃんの体重は日々増えていきます。
一日に何度も授乳するとお母さんの腕はその重さに耐えられなくなり腱鞘炎や肩こりなどの症状が出てくることもあります。
また、授乳期のお母さんによく見られる「乳腺炎」は正しい姿勢で授乳をすることが予防方法の一つと言われていますので、授乳クッションを使って正しい姿勢で授乳をすると乳腺炎予防にもなります。
入院中に用意してもOK!あったら便利なアイテム色々
■オムツ
新生児は1日10~20枚くらいオムツを変えます。
そしてオムツは病院を一歩外に出たらすぐにでも必要になることもあります。
ですが、たくさんのメーカーのオムツがあるので、どのオムツがいいか悩んでしまいますよね。
そんな時は病院で使用しているオムツを入院中に家族に買ってもらうのも手ですよ。まずは1~2パック程で様子を見て、その後に買い足してもいいでしょう。
■おしりふき
退院後すぐに必要になります。
生まれたての赤ちゃんは母乳かミルクしか口にしないのでうんちはゆるゆる…。
おしりふきの消費量はとても多いので予備があると便利です。
■肌着
母乳やミルクを吐き戻したり、汗をかいたり、うんちが漏れたりと赤ちゃんの肌着を変えることは多いです。
季節によって揃えるものが異なりますが、少し多めに持っていると便利でしょう。
■新生児から使える抱っこひも
新生児のうちにお出かけすることは少ないですが、抱っこで寝かしつけする時や少し家事をする時などに便利なのが新生児でも使える抱っこひも。
布を肩から吊るすような形で赤ちゃん全体をくるむ「スリング」と呼ばれる抱っこひもや、お母さんの前に抱かれる形になる「キャリー」と呼ばれる抱っこひもなど様々なものが販売されています。
先輩ママの意見なども聞きつつ、検討するのもいいかもしれません。
■ベビーバス
生まれたての赤ちゃんをお風呂に入れるのは気を使いますよね。
そこで便利なのがベビーバスと言われる赤ちゃんをお風呂に入れられるもの。
ビニールタイプやプラスチックタイプなど様々なものが販売されていますので、入院前にじっくり検討してみるといいですね。
■ベビー用綿棒
赤ちゃんの耳の穴は思っている以上に小さいもの。
大人用の綿棒とは違い、先の細いタイプの綿棒になりますので、お風呂上がりなどの耳掃除に使えます。
また鼻くそを取る、おへその掃除をするなど、色々使えて便利です。
■ベビー用爪切り
赤ちゃんの爪って、意外とすぐ伸びるものです。
ベビー用爪切りは小さいハサミなので小さい赤ちゃんの爪も切りやすいです。
起きている時はなかなか切れないので、寝ている時に切ってあげましょう。
■オムツ用ゴミ箱・ゴミ袋
生まれたての赤ちゃんは母乳もしくはミルクしか口にしないので、オムツの臭いはきつくないかもしれません。
しかし、離乳食を食べる頃には臭いもきつくなります。
そんな臭い対策にあると便利なのが「臭わないゴミ袋」や「臭わないゴミ箱」です。
オムツ専用のゴミ箱も販売されていますので、色々なものを見て選んでくださいね。
妊娠をきっかけに揃えるものはとても多くなります。
これは本当に必要だろうか…何を買い揃えていいか分からない…と悩むことも多いとは思いますが、少しでも産後の負担が軽くなるように、便利なアイテムは上手に使ってくださいね。