赤ちゃんのお肌って、ふわふわとしていてツルツルで、年齢を重ねていく大人にとってはまさに憧れですよね。化粧品やスキンケアの商品選びにも、「憧れの赤ちゃん肌」などとキャッチフレーズにまで使われています。
そんな赤ちゃんの肌ですが、本当はとてもデリケートなのはご存知でしょうか。
出産後、赤ちゃんの肌トラブルで悩まれるお母さんも多く、赤ちゃんのお肌ケアはとても大切な事です。
<目次>
赤ちゃんのお肌はデリケート
産まれたての赤ちゃんのお肌は、とても無防備な状態です。
季節も多少の関係はありますが、お母さんのお腹の羊水から出るとすぐに、外気という乾燥にさらされてしまいます。
実は生後1か月までの赤ちゃんの状態って、まだ医学的には全て解明されていないそうです。
そのせいか、病院で指導された事や実母や義母の言う事、ネットで調べた内容が喰い違っている事もありますよね。
何が正しいのか、混乱してしまう事もあるかもしれません。
生後1か月の間の赤ちゃんは、ホルモンの分泌が盛んな時期のため皮脂の分泌が多くなります。
顔や頭皮などにニキビが出来やすくなりますから、毎日清潔にしてあげなくてはいけません。
首も据わらない赤ちゃんの沐浴は、初めての子供の場合は特に緊張してしまいますよね。
風邪を引かせないように、手早くしなきゃと焦ってしまいがちです。
皮脂が溜まりやすい、髪の生え際や鼻の横などは少し気をつけて洗うようにすると良いでしょう。
この時使う石鹸は出来るだけ刺激が少ないもので、今は赤ちゃん用に泡で出てくるものもたくさんありますから利用しない手は無いですね。
服を着せる前には保湿もしっかりと行いましょう。
乳幼児期は肌も乾燥しやすいため、少しの乾燥状態が続くだけで、肌荒れなどのトラブルにつながってしまいます。
気になる肌トラブルを防ぐには
清潔と保湿を心掛けていたつもりでも、ふと気づいたら赤ちゃんの顔にブツブツが出来ている事もありますよね。
お母さんとしては、ついケアの仕方が悪かったのかと自分を責めてしまいがちですが、赤ちゃんの皮膚は本当に薄くデリケートです。そして肌質にはすでに生まれ持った個人差があります。
湿疹が出来る原因は、汗疹や汚れ残りによる炎症が考えられます。
よだれが多い赤ちゃんはそのまま放っておくと、自分のよだれにもかぶれてしまいます。
体温調節機能が未熟な赤ちゃんの内は、背中などに手を差し入れて、汗をかいていないか確認しながら服装を合わせていきましょう。
汗をかいたらこまめに着替えさせると良いですね。
皮膚が弱い赤ちゃんの場合はよだれもこまめに拭きとって、その後保湿をします。
ウェットティッシュタイプの顔や身体拭きもありますが、肌に刺激となりやすいので、湿らせたガーゼを用意しておくと良いですね。
ケアセット一式をいつも身近に置いておくと、すぐに使えて便利です。
3歳まではしっかりスキンケアを続けていく事がおすすめです。
キレイな肌の基礎作りは将来の美肌へと繋がります。
子供の褒められる美肌はお母さんの頑張った証、勲章になりますね。