人と話をしている時、相手の口臭が気になることはありませんか?
一度気になってしまうとずっとその人は「口が臭い」というイメージになってしまいますよね。
逆に自分ではなかなか気づくことの難しい口臭。その原因と対策方法をご紹介します。
<目次>
口臭の原因とは?
厚生労働省の発表によると、成人の20人に3人が「社会的容認限度を超える強さの口臭を持つ」と言われています。
その原因は、主に3つあります。
1つ目は、口の中が乾燥することによる口臭です。ドライマウスの方や、緊張などで口が乾くと口から悪臭がすることがあります。
2つ目は、口の中に汚れが残っていることによる口臭です。舌苔(ぜったい)の上に口臭の原因となる物質ができたり、歯周病や虫歯、食べカスが詰まってしまうと口が臭うことがあります。
3つ目は、体調不良や病気による口臭です。
風邪を引いているだけで口臭がひどくなってしまうなんて驚きですよね。
さらに、胃の病気やその他内臓系の病気を患っていると、口からその悪臭が漂うことがあるそうです。
では、どのように口臭予防をすればいいのでしょうか。
口臭対策方法
口の中が乾いたことによる口臭を防ぐためには、水分をこまめにとることが効果的です。
口が乾くことで口臭がひどくなってしまうのは、口の中の唾液が減ると細菌の増殖を抑えられなくなり、口の中の細菌が増えてしまうからです。
そのため、水を飲んで唾液を増やすことで口臭は改善されます。
ただし、朝起きた時にはすでに口の中に細菌が繁殖してしまっていますので、口をゆすいで細菌を洗い流してから水分をとるようにしましょう。
口臭の2つ目の原因である口の中の汚れによる口臭を防ぐためには、まずは歯医者で検診を受けて虫歯や歯周病の治療をすることが最優先です。
それでも口臭が治らない場合は舌苔や歯垢が原因であることが多いので、しっかり歯磨きや舌磨きで綺麗に保つようにしましょう。
歯医者でクリーニングを定期的に行うと、自分で取れない汚れまで綺麗になるのでオススメです。
このように口臭対策を行ってもまだ口の匂いが気になるという場合は、何か病気のサインの可能性があります。
口臭で病院に行くのは気がひけるかもしれませんが、まずは行きつけの歯医者で相談し、それから怪しいようであれば内科を受診してみましょう。
いかがでしたか?
口臭の原因とその対策についてご紹介しましたが、口臭の原因といっても色々あるんですね。
原因によって対策は異なるので、ぜひ自分の口臭の原因を分析して対策を行ってみてください。
口臭はなかなか気づきにくいものなので、早めの対策が必要ですよ。