LINEで送る
Pocket

体温は風邪を引いたときなど体調が悪い時だけ図る方が多く自分の平熱さえ把握していない方も多いかもしれません。
平熱や基礎体温をきちんと把握すると自分の体調の変化にいち早く気がつくことができます。
女性は生理や妊娠、出産などでホルモンバランスが崩れやすく男性よりも体調不良になる機会も多いです。
この記事では基礎体温について詳しく説明していきますので正しい図り方で基礎体温を図る習慣をつけましょう。

<目次>

基礎体温とは?体の変化を把握できる

人間は一日中一定の体温のまま生活しているわけではなく、活動する日中は体温が高くなり体を休める夜は低くなります。
体温変化は一日の中で1℃は変化しますので、時間帯を考えて熱を図るようにする自分の平熱を正しく把握することができます

基礎体温とは運動をしていないときの体温つまり安静にしているときの体温のことを言います。
ここで言う運動とは激しいスポーツだけのことだけを言うのではなく、家事や育児など軽く体を動かすことも含まれます。
朝起きて布団から出る前に図ると運動をしていない状態なので一番良いですね。

女性の体は生理によってホルモンバランスが毎日微妙に変化しています。
その変化を知るために基礎体温を図ると自分の体の変化やホルモンが正常に分泌されているかを知ることができます。

基礎体温を図るとダイエットに良い影響がある

妊娠を望む方はホルモンバランスや低体温期と高体温期を把握することで排卵日を知ることができるため基礎体温を図るように言われます。
しかし、基礎体温は妊娠を望む方だけが図るものではありません。
基礎体温を図ることで体調の管理の他にも痩せやすい時期と痩せにくい期間を把握することができます。

痩せやすいのは生理後の2週間。
生理後はエストロゲンの分泌が高まります。自律神経が整い、新陳代謝も上がり気持ちが安定してきます。
逆に、痩せにくい時期は生理前の一週間から生理中の期間になります。
きちんと把握することで効率良くダイエットを始められますね。

基礎体温の正しい図り方

基礎体温を図るときは朝起きて布団から出る前に図ると良いと先ほどお話させていただきましたが、慣れないうちは図るのを忘れて布団から出てしまうことが多いです。
枕元に体温計を置いて寝ることをオススメします。できるだけ視界に入る場所に置きましょう。

基礎体温を図るときは、風邪を引いたときに熱を図る図り方と同じではありません。
婦人体温計を使って口で図ります。
そもそも普通の体温計では基礎体温を図ることはできません。
基礎体温を図るときはほんの少しの体温の変化も記録する必要があるため、婦人体温計は少数第2位まで表示されるように作られています
この少しの変化を毎日グラフに記録することで自分の体の変化を知ることができます。

基礎体温は婦人体温計を使って専用のグラフに記入して行くのが一般的ですが、スマートフォンをお使いの方なら基礎体温をスマホに入れるだけでグラフ管理をしてくれる無料のアプリがありますのでそちらを使ってみるのも良いと思います。

 

基礎体温を図る目的は妊娠を望んでいるためと思われていますが、それだけではありません。
確かに基礎体温を図ると排卵日を把握することができるので図らない場合よりも妊娠しやすくなります。
しかし、ホルモンバランスが乱れると様々な体調不良の原因となりますので、自分の女性ホルモンの分泌状態を把握しいつまでも若々しい体を維持できるようにしましょう。

LINEで送る
Pocket