メイクの仕上げはまつ毛をビューラーでカールさせ、マスカラでコートしますよね。
目元をハッキリと見せ、つけまつげでボリュームをプラスすると、さらに女性らしい憂いや愛らしさも感じられるメイクが完成します。
しかし、せっかく目元を中心にメイクをしたつもりでも、時間が経つとまつ毛が下がってきてしまう経験はありませんか?
日本人に多い直毛まつ毛や下向きまつ毛のために、理想の目元がキープできないのかもしれません。
まつ毛を根元からくるんと上向きに!メイクを落とす時まで長持ちさせる方法をご紹介します。
<目次>
まつ毛の毛質によってカールのしやすさも変わる
日本人に多い直毛まつ毛。さらに8割もの人が逆さまつ毛と言われています。
長さも比較的短く、うまくカールさせて持ち上げるというのが難しい毛質なんですね。
それでも元々まつ毛が長く、自然な状態でも上向きにくるっとした癖がついている方もいますよね。
まつ毛も人それぞれの個人差があると言えます。
目を保護するために生えているまつ毛は本数も少なく、ダメージによって抜けてしまうと回復するまでに時間が掛かります。
髪の毛と同様、栄養不足や乾燥は大敵です。
傷んだまつ毛はハリを失い細く痩せてしまいますから、つけまつげやエクステなどで酷使していると感じる方はまつ毛用の美容液などでケアを心掛けたいですね。
道具も大事!ビューラー選びのポイント
ビューラーは目の幅サイズでどれも変わらないように思えますが、微妙にカーブの加減が違っていたり、ゴムの硬さにも強弱があります。
どんなビューラーが合っているのかは実際に使ってみないと分からない部分が大きいですが、ゴムは硬めのものがオススメです。
ゴムが軟らかすぎる物は挟みこんだ時にまつ毛に負担が掛かってしまいますので、できれば実際にビューラーをまぶたのカーブに合わせて選ぶと良いですね。
ビューラーを使い誤ってまぶたを挟んでしまうケースもありますが、相当に痛いですよね。
これはまぶたのカーブとビューラーのカーブが合っていないという証拠です。
無理して使い続けてもあまり良い結果にはなりそうにありません。
まつ毛を全て挟むことができて、まぶたにフィットする物を選びましょう。
まつ毛が下がってこない、ビューラーの使い方
ビューラーを使う前に確認したいのは、まつ毛に水分と油分が付着していないかという点です。
メイク途中に化粧水やクリームなどが付くとカールが作りにくくなってしまう上、持ちも悪くなります。軽く拭き取って準備をしましょう。
- ビューラーの使い方
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- まつ毛の根元を軽く持ち上げて挟む(約30度で5秒ほど)
- 中間はもう少し上げ、45度で根元よりも軽く2~3回に分けて挟む
- 先端部分はデリケートなので角度は90度ほどに上げ、優しく癖付け程度する
3段階に分けて力を加減しながらカールさせると良いですね。
ビューラーを温めるとホットビューラーのような効果が得られます。
ライターなどの直火で温めるのは大変危険ですから、ドライヤーを使いましょう。
長時間キープできるマスカラの塗り方
マスカラを塗る前にマスカラ下地を使うのもオススメです。
まつ毛を保護してくれる働きもあり、マスカラの付きも良くなります。
下地もカラーが選べますが、慣れない方はまつ毛と同じ色の黒か目立ちにくい透明がオススメです。
マスカラはリフトアップ効果が高い物を選びましょう。
「上向きキープ」や「長持ちカール」などマスカラの成分にも頼りたいですね。
マスカラの塗り方は根元に重点を置き、付け過ぎないように注意しながらマスカラの重みでまつ毛を下げないようにしましょう。
- マスカラの塗り方
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- マスカラは使う前に一度ティッシュオフをし、適量だけをまつ毛に当てる
- まつ毛の根元にマスカラを置き、そのまま3秒程度キープをしてしっかり定着させる
- 中間と毛先に向けて一気にスルッと伸ばす
- 重ね付けする場合は1~3を繰り返し、付け過ぎないように仕上げる
乾いた後にもう一度ビューラーで持ち上げると、まつ毛が下がりにくくなります。
まつ毛をもっと簡単に上向きにさせるのに、まつ毛パーマという選択もあります。
メイクもグッと短時間で済み、楽ですよね。
他にはまつ毛エクステという手も。
自分に合った方法を取り入れながら上手にまつ毛のお手入れをして、美しさもキープしていきたいですね。
アイメイクの総仕上げ、まつ毛を上げて気分もハッピーになれますように。