アイラインには様々な種類があり、選ぶ種類や色やアイラインの引き方一つで目元の印象が変わります。
誰もが憧れる二重まぶたではありますが、二重は引き方によって目を強調しずぎてしまうことも…。
ナチュラルな印象で目を強調できるようなアイラインの選び方と引き方を紹介していきますので、参考にしてみてください。
<目次>
二重にも種類がある!
二重には「末広型」と「平行型」の2種類のタイプがあります。
■末広型
日本人に多いのが末広型の二重です。もっとも自然で日本人に似合う二重のため、老若男女、誰からでも好かれる二重です。
目頭から目尻に向かうにつれ、二重のラインの幅が広くなるのが特長です。
目頭に蒙古ヒダ(もうこひだ)があると末広型になる場合が多いようです。蒙古ヒダとは目頭を覆う上まぶたのヒダのことを言います。蒙古ヒダがあると二重でも目が小さく見えたりきつい印象を与えてしまうことがあります。
■平行型
目頭から目尻にかけて同じ幅の広いラインを持つ二重まぶたで欧米人に多くハーフ顔の特長でもあります。
目がパッチリ大きく見えるので華やかな印象を与えます。
まぶたにあまり脂肪がついていないので、すっきりとしたまぶたも特徴のひとつです。蒙古ヒダが小さい場合や無い場合は、目頭が蒙古ヒダに覆われない分、目を大きく見せることができます。
二重にオススメ!アイライナーの選び方
二重は末広型、平行型のどちらのタイプでも、濃いアイメイクをするとキツさや派手さを出してしまいます。
ナチュラルな仕上がりにするには、筆の細いリキッドアイライナーでラインを引いて優しく仕上げるか、ペンシルアイライナーで自然なラインに仕上げるかのどちらかがオススメです。
太い筆のリキッドアイライナーやジェルタイプのアイラインは目元がくっきりするのでキツく見えがちです。
また、メイク初心者の方はリキッドタイプのアイライナーを使うよりもペンシルタイプが柔らかくぼかしやすいので使いやすいですね。
選ぶ色はグレーやブラウンの他にカラーアイライナーを使うのもキツさを軽減できて優しい印象になります。
アイライナーと言えば「黒」と思いがちですが、一重にも二重にもナチュラルで控えめな印象を与えるアイライナーは「ブラウン」です。
活動的なシーンではグレイ系のアイラインがよく合いますし、パーティーなどにはピンクやオレンジなどの華やかな色のアイシャドウが合います。
二重にオススメ!のアイラインの引き方!
同じ二重でも、末広型と平行型ではアイラインの引き方が違いますので、自分の二重に合ったアイラインを引きましょう。
■末広型
末広型の二重まぶたは目頭から目尻にかけて徐々に二重のライン幅が広くなるで、その幅に合わせてアイラインも徐々に太く引いていくのが自然なラインの引き方です。
目尻に重点をおいてアイラインを引くことで二重を活かした大きい目に仕上げることができます。
目尻を少し跳ね上げるラインを引くと小悪魔やミステリアスな印象を与える効果や顔を引き締めて見せる効果があります。
■平行型
平行型のまぶたは二重幅1/3くらいの太さを目安に細めにアイラインを引きます。
アイラインを太く引き過ぎると引き締め効果で目元が小さく見えてしまうことがあります。
また、目尻を長めに引きすぎると厚化粧に見えてしまいますので、平行型の方はアイラインを引きすぎないのがベストです。
下まぶたにラインを入れる場合は目尻から1/3程、またはアイラインではなく明るい色のアイシャドウを下まぶたに入れると柔らかく優しい感じに仕上がります。
二重まぶたは濃いアイメイクをするとキツさや派手さが出てしまいます。
ナチュラルで優しい目元に仕上げるためには、アイライナーの種類や色の使い方の選び方がポイントです。
アイラインは「黒」と決めつけずに「ブラウン」「グレー」「カラー」などのナチュラルで控えめな印象を与える色や活動的な色、華やかな色をシーン別で使い分けるのもいいですね。
末広型と平行型ではアイラインの引き方が違いますので、自分の二重の種類に合わせて二重の魅力を活かしたアイラインを引いていきましょう。