涙袋は美人の条件とも言われ、別名「ホルモンタンク」と呼ばれるほど女性らしさを表してくれます。
ぷっくりとした丸みと立体感が目と一体化してパッチリと大きく見せ、バランスの整った小顔効果も生んでくれます。
どこか放っておけないようなキュートさと、憂いから見え隠れするセクシーさは涙袋メイクでつくれます。
決め手はあくまでもナチュラルに。
アイメイクは表情を左右する大事なポイントですから、大胆過ぎないように自然な涙袋を目指してみましょう。
<目次>
涙袋がある人とない人の違いは?
そもそも涙袋って何なんでしょう?
単なる膨らみにしてもある人とない人と個人差があるのは不思議ですね。
涙袋は眼輪筋という筋肉になります。
目の周りにあるリング状の筋肉が脂肪ごと盛り上がっているものが涙袋になります。
涙袋は遺伝なども関係があるようですが、比較的目の大きい人の方が筋肉が膨らむ傾向にあります。
目が大きい分皮膚も薄く目の周りに余計な肉が付きにくい分目立ちます。
涙袋はフレッシュな筋肉であればハリがあり若々しい印象ですが、年齢と共に筋肉量が減り皮膚のたるみと共に目立たなくなってしまいます。
目の大きい人ほどたるみには注意して若さのある肌を保ちたいですね。
涙袋があるメリットとは?
涙袋は小顔効果や若々しい印象を演出してくれるだけでなく、自然な立体感からメイクカラーによっても様々なイメージが作れます。
艶感のあるカラーを使えばセクシーに潤んだ目元がつくれ、ナチュラルメイクでも涙袋があるだけで表情がふんわりと優しさを帯びた印象に。
いつでも微笑んでいるような表情は女性の魅力を多く引き出してくれます。
実際、男女問わず涙袋がある女性に惹かれる人は多いそうですよ。人相学でも「ホルモンタンク」として女性の魅力と関連付けて考えられています。
涙袋のつくり方
涙袋をナチュラルに仕上げるコツは光と影を上手に取り入れて立体感を作り出すことです。
普段使っているアイシャドウの中で一番明るいカラーと一番暗いカラーを使ってつくっていきましょう。
肌の色に近い色を選ぶと自然に仕上がります。
下まぶた以外の全てのメイクをした後に仕上げとして涙袋をつくっていきます。
- 涙袋メイクのつくり方
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- 笑った顔を作ったり目を細めてみたりして筋肉を浮かせ涙袋にする部分を決める
- 涙袋の底辺になる部分に暗いカラーを黒目の幅より少しはみ出る程度で細く入れる
- 濃いカラーを綿棒でナチュラルになるようにぼかす
- 黒目の下部分から明るいカラーを入れ左右にぼかし涙袋の膨らみ部分をつくる
- 指でトントンと抑え肌に密着させてなじませる
涙袋に使うカラーはあまり白過ぎると唐突過ぎて浮いて見えてしまいますから、上まぶたのアイメイクと合わせた明るめのカラーを選ぶと良いですね。
暗めなカラーも最初は短めに入れて、バランスを見ながら足していきましょう。
広範囲にぼかすとクマのように見えてしまいますから注意が必要です。
マットな質感のカラーの方が自然になじみやすいので、アイブロウパウダーを使用するのもオススメです。
涙袋メイクは陰影をつくると思うと難しそうに感じますが、アイメイクの応用編のようで実際にやってみると案外簡単です。
いつもとどこか違うニュアンスの変化が楽しめて女子力もグッと上がりますから、メイクの幅も広がるのではないでしょうか。
ぷっくりかわいく、潤んでセクシーにどこか気になる目元のメイクを楽しんでみてください。