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133_grandma_ginge1昔から「しょうがは体にいい」と言われていますね。毎日しょうがを食べると医者要らずと言われるほど、しょうがには健康効果があります。
この記事では体にいいと言われるしょうがの成分や効果、摂取量や摂取方法などを詳しく紹介していきます。

<目次>

しょうがを食べると体が温まるのは本当?

133_grandma_ginge2しょうがは体を温める効果があるというイメージが強いですが、本当に体を温める効果があるのでしょうか。
結論から言えば、しょうがには体を温める効果はあります。しかし、摂り方を間違えると逆に体を冷やしてしまいます。

生のしょうがには「ジンゲロール」というしょうが独自の辛み成分が含まれており、このジンゲロールは体を冷やす成分を多く含んでいます。
ジンゲロールは加熱することで「ショウガオール」という成分に変わり、体を温めてくれるようになります。
冷え性の方は生のしょうがではなく加熱したしょうがで体を温めるといいですね。

しょうがは体を冷やしたり温めたりする効果の他にも、たくさんの効果を発揮してくれます。
・解熱・発汗・咳止め効果
・美肌効果
・脂肪燃焼
・血液サラサラ効果
・殺菌・消臭作用
・鎮痛・解熱効果
・免疫力向上
・血流改善
・がん細胞の増殖を抑制

こんなにたくさんの効果が期待できます。

しょうがの一日の摂取量はどのくらい?

しょうがは漢方薬にもよく使われるほど万能な食べ物です。体にいいと聞けばついつい食べ過ぎてしまいますが、食べ過ぎもよくありません。1日の摂取量の目安を守り、食べ過ぎには注意してください。

一日に食べるしょうがの摂取量の目安は、5~10g多くても20gです。
しょうがのスライスで例えると6枚ほど。食べ過ぎてしまうと、腹痛や胸やけ、下痢などを起こす場合がありますので注意が必要です。

胃腸の弱い方や乾燥肌の方は症状を悪化させる可能性があり、妊娠中の方は食べ過ぎると流産の危険も出ると言われています。

健康にいいとはいえ、食べ過ぎて体調を崩しては効果が無駄になってしまいますね。
また、しょうがの保存温度は13℃程が適しています。冷やすと多くの成分が減ってしまいますので、冷蔵庫には入れないようにしてください。ラップや新聞紙などに包み、風通しのよい冷暗所で保存しましょう。

「ウルトラ蒸ししょうが」でダイエット!作り方は?

テレビで放送されてから反響が高い「ウルトラ蒸ししょうが」。蒸すことでしょうがの効果が更にパワーアップすると紹介されました。
作り方も簡単でダイエットにも効果があり、体の芯から温まると評判です。

昔から風邪の引き初めに発汗作用や温まる効果を利用してしょうが湯としてよく飲まれていました。しかしウルトラ蒸ししょうがは、そんなしょうが湯以上に優れた効果が期待できるのです。

作り方は簡単。生のしょうがを蒸し、その後に乾燥させるだけです。
本来、生のしょうがには体を温める効果はありませんが、しょうがを蒸すことで熱が加えられ、ジンゲロールがショウガオールに変わります。
ショウガオールに変わることで体を温めることができるようになるのです。
体を温めることで体温も上がり、代謝も上がるのでダイエットにも繋がります。蒸す&乾燥でショウガオールが400倍も増加するそうですよ。

ウルトラ蒸ししょうがの作り方
  1. 生のしょうがを皮付きのまま繊維に沿って薄切りにする
  2. スライスしたしょうがを蒸し器の中に重ならないように並べる
  3. 30分をめどに蒸す
  4. 天日で1日、室内であれば1週間ほど干して乾燥させる

たったこれだけで、ショウガオールが豊富なウルトラ蒸ししょうがの完成です。

このウルトラ蒸ししょうがはそのまま食べると辛いので、紅茶や昆布茶に入れて飲むと美味しく飲めます。水炊き鍋に入れてもいい味を出してくれますよ。
ウルトラ蒸ししょうがを飲んでから運動をすると、早い段階から汗が出るので発熱量が多くなり、脂肪が燃焼されます。

昔から風邪の引き初めに飲んできたしょうが湯。その他にもたくさんの効果が期待できるしょうがを健康や美容のために積極的に取り入れていきましょう。

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