冬は唇の乾燥が気になる季節ですね。
唇は潤いを保つ皮脂腺がほとんどないので油分や水分を補うことができないため、乾燥を放置すればどんどん酷くなります。
そこで昔から日本人に愛され、医者いらずの完全食と言われて来た「はちみつ」に注目してみました。はちみつを使った美容効果をご紹介していきます。
<目次>
唇が乾燥する原因は何?
唇が乾燥すると唇を舐めることがありますね。舐めると乾燥が一時的によくなるのでついつい舐めてしまいますが更に乾燥が酷くなるという悪循環になります。
唇が乾燥する原因を突き止め、きちんと効果的な唇ケアをしていきましょう。
・唇を舐める・擦る
唾液には消化酵素が含まれているので、唇を舐めた唾液が乾くと余計に乾燥します。
また、リップを1日に何度も塗ると、そのたびに唇を擦るので刺激になります。リップは1日3~5回で十分です。塗る際は力を入れずに優しく塗ってくださいね。
・口呼吸
口呼吸をする時は空気が唇に触れるので唇の乾燥につながります。アレルギー性鼻炎などで常に鼻が詰まっている方は口呼吸が多く乾燥しやすくなります。
・紫外線
紫外線を浴びると肌だけでなく唇も乾燥します。
顔や手足には日焼止めを付ける方は多いですが、唇は疎かになりやすいです。UVカットのリップがオススメですね。
・ビタミン不足
食生活の乱れや食事の偏りによるビタミン不足でも唇は乾燥します。バランスのよい食事を心がけビタミンB群を積極的に食事に取り入れてください。
乾燥唇にはちみつは効果ある?
はちみつは天然の保湿成分で、保湿性と吸湿性にとても優れています。空気中の水分を吸収して新しい水分も補給するため、皮脂腺がほとんどない乾燥唇をケアするにはとても適しています。そして、肌にしみ込む力が強いので効果もバツグンです。
はちみつには190種類の栄養成分が含まれていると言われています。こんなにたくさんの栄養成分が含まれていると食べる天然の美容液みたいですね。特にビタミンB2とビタミンB6は皮膚の粘膜を保護する働きあり、肌の保湿には欠かせない成分です。
料理の際に砂糖をはちみつに変えるとカロリーを控えることができます。しかし、はちみつは加熱すると栄養成分が壊れてしまうので、加熱する料理には不向きです。
ヨーグルトなどに入れると美味しく食べることができて栄養成分も壊れません。食べる他にもリップ変わりに唇に塗ると潤いのある唇になります。
はちみつパックで簡単唇ケア
はちみつは栄養素たっぷり、健康にも美容にもオススメの食べ物ですね。
そのはちみつを使ったパックがあることをご存知でしょうか。
唇の乾燥でお悩みの方は、はちみつパックを試して唇の乾燥ケアをしてみてはいかがでしょうか。
唇パックは、はちみつとラップだけのパックになります。
拭き取り用にコットンがあれば他には何もいりません。
はちみつ小さじ1を目安に唇の上に置くように塗り、ラップをのせてそのまま5分。コットンを水で湿らせ拭き取って完了です。
とっても簡単ですね。
ワンランクアップしたはちみつパックは、ワセリンとはちみつを混ぜるパックです。ワセリンを混ぜると塗りやすくなり、保湿効果も高くなります。
使うはちみつは非加熱のはちみつがオススメです。加糖はちみつや精製はちみつを選んでしまうとはちみつ本来の栄養素が失われている可能性がありますので、非加熱はちみつでのパックを試してみてください。
唇の乾燥によるかさつきやひび割れは不健康に見えたり、老けた印象を与えます。
昔の方達が潤いのある肌や唇を保つことができたのは、はちみつがとても身近な食品だったからかもしれないですね。
190種類もの栄養成分が含まれるはちみつパックを取り入れて若々しい潤いのある唇を目指しましょう。