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冬にテレビを見ながらこたつでみかん。幸せなひとときですね。
おばあちゃんたちはみかんの皮にも注目していました。
みかんの皮に含まれる成分は色々な効果を発揮してくれます。みかんの皮に含まれる健康効果や美容効果、入浴剤としての優れた効果を紹介していきますので、ぜひ一度試してみてください。

<目次>

みかんの皮は栄養の宝庫!捨てるなんてもったいない!

冬によく食べるみかん。
剥いた皮はごみ箱行きが多いですが、捨てるなんてもったいないです。みかんの皮には体にいい成分がたくさん含まれていますので皮の栄養成分も無駄なく取り入れていきましょう。

みかんの皮の栄養成分で一番最初に思い浮かぶのがビタミンCですね。免疫力を高め、細胞の修復、コラーゲンの生成、疲労回復に効果的です。
リモネン」という精油の成分も含まれ美白美肌の効果も高まります。

あまり聞きなれない成分ですが「ヘスベリジン」というビタミンPの一種がみかんの皮には含まれています。このヘスベリジンが凄いのです。
・血流改善
・高血圧予防
・花粉症予防
・骨粗しょう症予防
・コレステロール値低下
などの効果があります。

こんなにたくさんの効果を期待できるみかんの皮を捨てるのはもったいないです。捨てないで有効活用していきたいですね。

おばあちゃんの知恵!みかんの皮はどう使う?

みかんの皮をどう使うかは、昔ながらのおばあちゃんの知恵に頼ってみましょう。
みかんの皮は独特の苦みがあるので、そのまま食べるのではなく入浴剤として昔から使われていたようです。
みかんの皮を天日干しでカラカラに乾燥させた物を「陳皮」と呼び、陳皮を布袋に入れてお風呂に入れていました
生の皮の状態で入れてもいいのですが、乾燥させた方が刺激が弱くなりますので、敏感肌の方は陳皮を入れることをオススメします。
昔は電子レンジがなかったので天日干しでしたが、天日干しは手間がかかりますので、電子レンジで乾燥するまで加熱する方法もオススメですね。

みかんの皮に含まれるリモネン効果が凄い!

みかんの皮をお風呂に入れるとリラックス効果美肌効果が期待できます。
肌が少しピリピリした感じがするかもしれませんが、これはみかんの皮に含まれる「リモネン」が肌に膜を張る作業をしているからです。この膜効果で湯冷めもしにくく保温効果が持続します。
みかんなどの柑橘系の香りにはリラックス効果があり、香りで癒され、ストレス解消にも繋がります。

更にみかんの皮をお風呂にいれることで、水垢が付きにくくなりお風呂独特の嫌な匂いも軽減されます。
それはリモネン成分に汚れを落としたり、吸収する効果があるからなのです。
昔の方は、みかんの皮の天然成分を使って湯船のお湯や浴槽をきれいにしていました。みかんの皮を最後の最後まで無駄なく使う、素晴らしいおばあちゃんの知恵ですね。
 
 
今までは、何も考えないで捨ててしまっていたみかんの皮は栄養効果が抜群でした。捨てる前にひと手間加えるだけで、天然素材の入浴剤が作れます。
みかんの皮だけでなく天然素材は大事に活用し、健康や美容効果に繋げていきたいですね。

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