これからの季節はあたたかい鍋料理が食べたくなってきますよね。日本は、出汁の文化があるせいか外国に比べて寄せ鍋、豆乳鍋、もつ鍋、すき焼き、水炊きなど、たくさんの鍋料理がありますね。この鍋料理はお肌にも、健康にもとても良い料理方法なのです。今回はそんな鍋料理についてご紹介致します。
＜目次＞
乾燥肌には鍋料理がオススメ
お肌対策で一番重要な事は乾燥させない事です。そんな乾燥肌対策には鍋料理が最適です。その理由はまず、体を温められる事で代謝をあげる事ができ、栄養を吸収しやすい状態にしてくれる事です。さらに鍋料理ではたくさんの野菜も食べられますので良質なビタミン類がより摂取しやすくなります。それとは別に鍋料理を出汁と一緒に摂取する事で自然と必要な水分補給ができる事もメリットの1つです。鍋料理には色々な種類がありますが、野菜が多く油脂の少ない具材を選ぶ事が多いと思います。全体的に低カロリーで満腹感も得られる料理方法ですので健康にも、美容にもいい結果をもたらしてくれます。
コラーゲン鍋はビタミンCとセットで
コラーゲンは美肌づくりには重要な要素の1つです。コラーゲンを多く含む食材には鶏の皮や牡蠣、すっぽんなどがありますが実はコラーゲンは体内に摂取された後、アミノ酸へと分解されてしまう為コラーゲンとしては吸収されません。体内でコラーゲンを再度合成するにはビタミンCが必要不可欠です。ですのでコラーゲンが含まれる食材とビタミンCを含む食材を同時に食べる事が重要になってくるのです。ビタミンCは一緒にお鍋に入れている野菜からも摂取できますが、より期待できるのはポン酢などに、柚子を絞って入れると効果的です。柚子はレモンの2倍ものビタミンCが含まれているため効果が期待できます。
栄養満点のトマト鍋
トマト鍋はコンソメベースのスープにトマトはもちろん、ほうれん草やキャベツ、ブロッコリー、にんじんなど鍋にはあまり入れないような野菜を入れると美味しくいただけます。これらの野菜もビタミンが豊富で、あわせて魚介類を入れるととてもヘルシーになります。シメは栄養がしみでたスープでリゾットにするのがおすすめです。メインのトマト自体もβカロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化作用が期待できるビタミン類や、リコピンを含んでいます。特に、βカロテンとリコピンに関してはそのまま食べるよりも加熱した方が効果を発揮するというデータもあります。お鍋にはもってこいの食材という事です。
野菜をたくさん摂れるだけではなく、美容にも効果があればさらに嬉しいですよね。この冬は積極的に色々な美容鍋を食べてみてください！
