日本人の8割がO脚と言われ、O脚が原因で常に脚を隠すような洋服を身に着けてしまう人もたくさんいます。しかし、O脚の原因を作っているのは自分自身なのです。
O脚は治すことができますので、原因と対処法を知りキレイな美脚を手に入れましょう。
<目次>
O脚ってどんな脚の状態?問題点は?
O脚とはかかとをくっつけて立ったときに、足首・ふくらはぎ・膝・太ももの間に隙間が空いてしまう脚の状態を言い、左右の脚がどちらも外側にカーブしているように見えます。
O脚はいくら細い脚でもスタイルが悪く見えたり、膝から下が外側にカーブしているため脚が短く見えたりします。
見た目だけの問題ではなく、普通の脚の形の人に比べると以下のような問題点があります。
- 疲れやすい
- 腰痛
- 関節痛
- 脚のむくみ
- 冷え性
- 下半身太り
- 不妊症
この他にも上げればきりがないくらいの問題点があり、O脚の形は体にとってメリットはありません。
O脚はちょっとした努力で治すことができますので、体に不調が現れる前に治していきましょう。
O脚の原因は何?生活習慣は関係ある?
O脚は生まれつきだから治らないと思われがちですが、生まれつきの骨格が原因でO脚になっている人はごくわずかでありO脚の主な原因は毎日の生活習慣にある場合が多いです。
実は、O脚は姿勢や立ち方の悪さ、間違った歩き方によって引き起こされているのです。
■姿勢や立ち方の悪さ
姿勢や立ち方が悪いと骨盤が歪みそれと共に大腿骨がねじれてO脚になります。
毎日同じ脚だけを組む習慣が付いている人や、立っているときにいつも同じ片側に重心を置いている人、猫背の人は骨盤が歪んでいる可能性がありますので、常に姿勢をよくすることを心がけ、片脚だけに重心を置くことはやめましょう。
■間違った歩き方
内股やがに股などの歩き方は股関節がねじれてO脚になります。
ペンギンの様に足裏を後ろに蹴らないで小股で歩くペタペタ歩きは重心が踵にあるため骨盤が後ろに傾いてしまいます。姿勢や立ち方同様に猫背で歩く方も骨盤が歪んでO脚になります。
O脚を治したい!対処法は?
O脚を治すためにはO脚の原因となることをしないように意識して生活を送ることが大事です。
それができるようになったら対処法も実践してみましょう。
■常に脚を揃える
常に脚を揃え、体の重心は両脚にかけるように意識して立つような習慣をつけるとO脚は改善していきます。
■つま先は真っ直ぐに歩く
O脚の人はつま先が外か内を向いて歩く人が多いので、つま先は真っ直ぐに正面を向けて歩くようにします。足指パットを使うと重心の使い方がうまく行くので正しい姿勢で歩くことができます。
■柔軟体操をする
前屈と開脚の柔軟体操はO脚に効果があります。前屈はももの筋肉が伸び、開脚は股関節を柔らかくし歪みを直してくれます。
前屈は場所を選ばずにできるのでこまめに行いましょう。
■ふくらはぎ内側に筋肉をつける
O脚の人はふくらはぎ外側に筋肉がついていますが内側にはついていないことが多いので、立ったままお尻を思い切り引き締め、脚全体も内側に引き締めるようなストレッチを取り入れ、同時に発達した外側の筋肉をテニスボールなどを使ってほぐして内側と外側の筋肉バランスを整えましょう。
O脚は見た目の問題は勿論ですが、その他にも体に不調が出てくる場合があります。
ほとんどのO脚は生活習慣を見直すことで治すことができますので、姿勢や立ち方、歩き方に注意をしながらO脚を治す対処法も実践していきましょう。
毎日のちょっした努力が美脚へと近づけてくれます。