目元のメイクは顔の印象も左右する大事なポイントになります。
アイメイクの仕上げにまつ毛をビューラーで持ち上げてマスカラを塗りますが、時間が経つと下がってきてしまったり、最悪は目の下に落ちてパンダ目に!なんてことも…。鏡を見て焦った経験をお持ちの方も少なくないはずです。
今回はカールもボリュームも一日キープできる落ちにくいマスカラの塗り方をご紹介します。
<目次>
マスカラが落ちてしまう原因
まず知りたいのはマスカラが落ちてしまう原因です。
原因さえ見極められれば今までのような失敗は繰り返さなくて済みますね。
マスカラは油分で出来ていますから、まつ毛に美容液やファンデーションなどの余分な油が付着したままだと、油分を重ねるだけで滑り落ちてしまいます。
汗や涙と言った水分も油分をはじいてしまいますね。
マスカラを付ける前はコットンや綿棒などを使って、余分な付着物は取り除くようにしましょう。
そもそも日本人のまつ毛は欧米人に比べ本数が少なく短い傾向にあります。
しかも直毛の人が多いので、いくらビューラーでカールをさせても真っ直ぐな状態に戻ろうという働きが起きてしまいます。
ビューラーを正しく使って癖づけをし、丁寧にマスカラを塗ると持続力が違ってきます。
美しいまつ毛をキープさせるアイテムも上手に取り入れて理想の目元を目指しましょう。
正しいビューラーの使い方
普段何気なく使っているビューラー。
でも正しいビューラーを使い、きちんとメンテナンスをしていないときれいなカールは作れません。
大切なのは目のカーブに合っているビューラーを選ぶこと。
価格も種類も様々ですが、自分のまぶたに合わせ一番フィットするものが使いやすいはずです。
品質の良い日本製のものはおすすめです。
使い続けていくとゴム部分が劣化していきますから、日頃のメンテナンスも大切ですね。
- ビューラーの使い方
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- まつ毛の水分と油分を拭き取っておく
- ビューラーを目の中央の合わせ15度の角度でまつ毛の根元を挟む
- まつ毛の中央を挟み45度の角度で癖づけをする
- 先端部を挟み90度を目安に挟む
一気に角度を付けるのではなく、1か所に5秒程度小刻みに挟んで仕上げていくと自然なカールが作れます。
ホットビューラーや部分用ビューラーを使うのもおすすめです。
ドライヤーなどで温めたビューラーでも癖が付きやすくなりますが、ビューラーの劣化を早めてしまう恐れがありますから注意が必要です。
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落ちにくいマスカラの塗り方
ビューラーでしっかりカールをさせたらマスカラを使います。
マスカラをより長持ちさせるにはマスカラ下地を使うのがおすすめです。
カールさせたまつ毛をキープし、マスカラの付きも良くしてくれますよ。
マスカラを付けるのと同じ要領で、まつ毛の根元からまつ毛を起こすようなイメージでしっかり塗って、十分に乾かしておきます。
続いてマスカラを使って行きますが、マスカラも色々なタイプがあります。
ボリュームタイプ・ロングタイプ・カールキープタイプなどそれぞれに特長があり、掛け合わせた性質のマスカラも人気ですね。
自分のなりたい目元に合わせて選びましょう。
- マスカラの塗り方
- まつ毛をキレイにカールさせボリュームをキープする塗り方は、ブラシに付いた余分なマスカラをしっかり落として丁寧に塗るのがコツになります。
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- マスカラは容器の口元やティッシュでしっかり余分な液を落とす
- 根元にブラシを当て左右に小さく揺らしながら先端に向けて流すように塗る
- 一度しっかり乾かしてから目尻や先端を意識して二度塗りをする
- 下まつ毛に塗る場合はブラシを縦にして丁寧に塗る
- 乾かした後トップコートを塗るとキープ力がつき、艶もアップします
トップコートは下地と同じ要領で付けますが、ウォータープルーフタイプを使うと汗や皮脂にも強くパンダ目防止にも役立ちます。
カールをキープするには最初のビューラーの癖づけも大切ですが、持久力を高めるマスカラの塗り方によっても大分違ってきます。
トップコートが無い場合は透明のマスカラでも代用できますが、まつ毛が重たくならないようにマスカラは二度付けを限度としましょう。
繊維を多く含むボリュームタイプなら1回で決めるか足りない部分にだけプラスするようにして付けると長持ちします。
忙しい朝に少し手間かもしれませんが、マスカラが落ちてしまって慌てるよりは一日気持ち良く過ごせる塗り方をマスターしたいですね。
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