チークによる印象は、肌全体の血色の良さや若々しさだけではありません。
その入れ方によっては小顔効果も生まれ、女性特有の柔和な表情も作れます。
何となく頬骨の辺りに入れたら良いのかなというイメージがあるかもしれませんが、顔の輪郭によってベストな入れ方があります。
自分に似合うチークの塗り方をマスターしたら、女子力アップも間違いなしですね。
<目次>
チーク使いの注意点
チークを使う時はチークブラシを使うのがオススメです。
ただし、チークブラシにチークの粉を付けた後は、そのまま頬に持っていくのは避けましょう。
チークメイクでミスが多いのは、粉の乗せすぎです。
どうしてもブラシには余分な粉まで付着してしまうため、ほんのりと自然な色を付けるには一度ティッシュで余分な粉をオフしておきます。
そうすることで付け過ぎを防ぎ、色合いの調節もしやすくなりますよ。
顔の輪郭別オススメのチークメイク術
顔の輪郭は大きく分けて「卵型顔」「丸型顔」「四角形顔」「逆三角形顔」「面長顔」の5種類があります。
輪郭に合わせたチーク使いで、適正な立体感と小顔効果も生まれます。
→あなたの顔はどんな形?顔型診断で自分の正しい顔の形を知ろう
■「卵型顔」にオススメのチークの入れ方
卵型顔の輪郭は一般的なチークの使い方で問題ありません。
頬骨の一番高い位置からこめかみに向かって楕円系に入れていきます。
鏡の前で笑顔を作ってその高さに合わせると入れやすいですね。
■「丸型顔」にオススメのチークの入れ方
丸型顔の輪郭は頬がふっくらとして見られがちですから、チークはシャープさを意識して入れます。
頬骨の高い位置からこめかみに向かって入れますが、幅は狭めに入れるのがポイントです。
頬にあまり広げて塗りすぎると、丸いフェイスラインがさらに膨らんで見えてしまうので注意しましょう。
■「四角形顔」にオススメのチークの入れ方
四角形顔の輪郭はエラが張って男性的なイメージを持たれがちです。チークで女性らしさを前面に出しましょう。
頬骨の中央からこめかみに向かって楕円形に入れます。
チークと併せて、エラ部分にシェーディングをすると小顔効果が増します。
■「逆三角形顔」にオススメのチークの入れ方
クールな印象に見られる逆三角形顔の輪郭には、丸みを持たせたチーク使いで甘さをプラスします。
頬の内側、少し高めの位置から円を描くようにふんわりと入れます。
低めの位置で入れてしまうと尖ったあごが余計に目立つ結果となってしまいますから、注意しましょう。
■「面長顔」にオススメのチークの入れ方
面長顔は縦の長さをカバーしたいところですね。
チークも縦使いはせずに、丸みをつけるように入れるのがポイントです。
頬の高い部分より少し下の位置に横長の楕円を描くように入れていきます。顔の外側寄りに入れてしまうと縦の長さが強調されてしまいますから、内側に意識して入れるようにしましょう。
チークの入れ方に決まった形はありませんから、自分の顔に似合う入れ方を見つけると良いですね。
顔の立体感と女性らしさを引き出すチークは、メイクにはなくてはならないアイテムです。
粉の付け過ぎには気をつけて、上手に使いこなしていきましょう。