毎日スキンケアを欠かさず行っていてもなかなか思うようにお肌の調子が良くならないことってありますよね。
それはもしかするとスキンケアの方法ではなく、食生活が影響しているのかもしれません。
時間がないからと朝食を抜いたり、好きな物ばかり食べるなど、偏った食生活をしていませんか?
綺麗なお肌を保つ為に毎日のスキンケアは大切です。
しかし、化粧品をいくら使ってお手入れをしても食生活が乱れていると、その効果は半減してしまいます。
そこで今回は、お肌のケアに必要な食事方法についてご紹介します。
<目次>
食事はバランスが重要
「食はすべての源」と言われる様に、人間は基本的に口から食べたものからしか栄養をとる事ができません。お肌の調子を整えるにはその栄養を一番に考えてあげる事が何よりも大切なのです。
人によって食生活や好みも違います。
仕事で外食が多い方でも、食べるものを意識するだけでお肌の調子はもちろん健康な体をつくることができます。
では、どのような栄養をとればいいのでしょうか。
「まごはやさしい」
みなさん「まご(孫)はやさしい」をご存知でしょうか。
これは、バランスの良い食事に必要な食べ物の頭文字をとって呼ばれています。
1日の栄養バランスがとれるキーワード 〜 ま ご は や さ し い 〜 |
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頭文字 | 食材 | 栄養素 |
ま | まめ | タンパク質、マグネシウムなど |
ご | ごま | 不飽和脂肪酸、ビタミンEなど |
は(わ) | わかめ | ヨウ素、カルシウムなど |
や | やさい | βカロチン、ビタミンなど |
さ | さかな | タンパク質、亜鉛など |
し | しいたけ(キノコ) | 多糖類、食物繊維など |
い | いも | 食物繊維、炭水化物など |
食材や、調理方法等の違いで摂取できる栄養素は変わりますが、これらの食材を一日の食事のどこかで取り入れるだけでバランスのとれた食生活に近づきます。
また、食事を取る時は食べ物をよく噛んで食べましょう。
咀嚼(そしゃく)の刺激が、頭やあごの骨、顔の筋肉の発育を促し、しわや老け顔を防いで表情豊かな顔の輪郭を維持します。1口30回は噛むようにしましょう。
腸美人は肌美人?
「お肌は内臓の鏡」と言われる程、私たちの体の異変をすぐに知らせてくれる機能を持っています。
特に腸の変化はすぐにお肌の状態に影響がでます。腸は胃で消化された栄養源を吸収します。
その腸が不調になると栄養素を吸収する事ができなくなり、全身に栄養を届けられず皮膚の健康が損なわれるという事です。
例えば、便秘になってしまうと、毒素が体内に残ってしまい、どうしても腸内に悪玉菌が増殖してしまいます。悪玉菌が増えると腸の粘膜から毒素が再吸収され血中に流れこみ体全体へと運ばれてしまいます。さらに肝臓等他の臓器にも負担をかける事になってしまいます。
便秘の場合は水分不足が原因の場合が多いようです。このときに、緑茶やコーヒーなどカフェインを含む飲料水を飲むとせっかく摂取した水分も大腸まで届かず尿として排出されてしまうため、カフェインレスの飲み物を摂るようにしましょう。
そして、朝食は毎日食べましょう。内蔵や脳の働きが活発になり、一日のリズムが整います。
時間がない方でもヨーグルトドリンクや野菜ジュースを一杯飲むようにしましょう。
腸の調子を良くする事で、お肌の調子を良くする事につながります。
これを良い機会に、栄養を考え、よく噛んで食べて食事ライフを楽しく過ごしてください。