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顔の黄金比率ってご存知ですか?

美人顔の黄金比率は統計的に導かれた魅力的な顔のバランスです。
「顔全体のバランス・位置関係・大きさ」で考えられ、この黄金比率に近いほど美人顔となります。
自分の顔の特徴を知り、メイクで黄金比率に近づければ、理想の美人顔になることも夢ではありません。

今回はそんな黄金比率に基づき、美人顔に近づけるメイクをご紹介します。

メイクテクニックを教えてくださったのはメイクアップアーティストの上戸良子さん、モデルはRieさんにお願いしました。

ぜひ参考にしてくださいね。

<目次>

自分の顔のパーツと黄金比率を確認する

黄金比率のバランスを確認しましょう。

顔全体の縦幅

髪の生え際から眉頭の下・眉頭の下から鼻の下・鼻の下からあご先の長さが、「1:1:1」

顔全体の横幅

顔の横幅が目の横幅の「5倍」

眉頭

小鼻から黒目の外側を結ぶラインの延長線上。

鼻下からあごの中央に下唇の下がある。
鼻下と唇の中心の間・唇の中心と顎の間の間隔が「1:2」の比率。
上唇と下唇の厚みのバランスは「1:1.5」

顔のパーツを確認し、どのようにメイクするか決めます。
今回のメイクでは下記3点をポイントにしてメイクをしていきます。

  1. 眉頭を下げて描く
  2. 目を中心に近づける
  3. 頬が上がるように見せる

肌を作り込む

程よいカバー力のBBクリームでマットな質感のベースに、コントロールカラーコンシーラーを使って肌悩みをカバーします。

(1)BBクリームを伸ばす

BBクリームを両頬・おでこ・あごに乗せ、顔の中心から外側に向かって、指で伸ばします。
顔全体に伸ばし終わったら、ブラシやパフでムラなく伸ばします。

(2)ラベンダーピンクのコントロールカラーを乗せる

くすみの気になる部分や色ムラをなくすために、ラベンダーピンクのコントールカラーを乗せます。
頬骨の下・口角・あごに乗せ、指で伸ばします。
顔全体に伸ばし終わったら、ブラシやパフでムラなく伸ばします。

(3)眉上をカバーする

眉上にブラシでコンシーラーを伸ばした後、指でなじませます。
後から眉毛を整えやすくします。

(4)フェイスパウダーを乗せる

フェイスパウダーを、顔全体に軽く乗せ、油分を抑えて化粧崩れを防ぎます。




 

 

黄金比率の顔に近づける

ブラウンチークとハイライトを使って黄金比率の顔立ちに整えていきます。

(1)フェイスラインにシェーディングを入れる

耳の部分から顎にかけて、シェーディングを乗せます。
顔と首の境目がわからないように首までのばしていきます。
しっかりとぼかします。

シェーディングでフェイスラインを変え、お顔の外側を黄金比に近づけましょう。

<顔の縦幅が気になる面長さん>
顎をシェーディングすることで、顔の縦幅を短くみせ、黄金比率に近づけることができます。

<丸みのある顔の丸顔さん>
顔の輪郭にシェーディングを入れて。また、耳の下から頬骨の下にかけてシェーディングを入れ、立体感を出しましょう。

<お顔の形が逆三角形の方>
額の広さが気になる場合は額にのみシェーディングを入れます。

<エラが張っているベース型のお顔の方>
気になるエラをシェーディングで隠し、黄金比率に近づけましょう。しかし、シェーディングをエラ部分に付ける前に、ブラシをティッシュに1回付けて、つけすぎを防ぎましょう。

(2)ノーズシャドウを入れる

目頭が鼻に近づいたように見せるため、眉下からノーズラインへシェーディングをしっかり入れます。
小鼻と鼻の側面にも入れ、立体フェイスを作ります。

(3)Tゾーン・Cゾーンにハイライトを入れる

チークブラシでTゾーン・Cゾーンにハイライトを入れます。

(4)鼻筋にハイライトを乗せる

少し小さめのブラシに持ち替え、鼻筋にハイライトを入れます。
ブラシを縦方向に入れることで細く乗せることができます。
鼻先はしっかりと乗せ、鼻を高く見せます。

5)鼻下・あごにハイライトを乗せる

チークブラシに持ち替え、鼻下・あごにハイライトを入れます。
立体感のある顔に仕上げます。

<顔の縦幅が気になる面長さん>
鼻の付け根とCラインにハイライトを入れ、鼻を高くしつつ、鼻の長さを強調しないようにして、黄金比率に近づけましょう。

<丸みのある顔の丸顔さん>
T・Cゾーン、鼻筋、鼻下・あごに少し縦長にハイライトを入れることで、顔の長さを調整して。

<お顔の形が逆三角形の方>
あごに丸くハイライトを入れることで、丸みのあるあごに仕上げます。

<ベース型のお顔の方>
鼻筋をしっかりとハイライトを入れ、縦のラインを作りましょう。

シェーディングは気になる部分を隠し、顔の形から黄金比率に近づけることができ、ハイライトはお顔の立体感を出してくれます。
シェーディングとハイライトをうまく使い分けると、お顔の立体感を出しながらお顔の形やパーツも黄金比率に近づけることができるので、黄金比率メイクには両方用意しておくのがおすすめ。

今回シェーディングに使用したMCコレクションチークカラー150ブラウンはこの1色だけ使える優れものです。ご使用の際は、1回ティッシュに付けると濃くなりすぎず、肌馴染みがよくなるので、おすすめです。
ハイライトに使用した、メイコーカラーズパウダーチークC660ハイライトは、パール感などを含まないため、ギラギラせず、自然な立体感を演出できます。




 

眉頭を下げたアーチ眉に仕上げる

眉山の位置を最初に決めてから描き始めます。

(1)アイブロウパウダーで描く

小鼻と黒目の外側を結ぶ延長線上に眉山を決め、ラウンド形に描きます。
眉頭は黄金比に合わせて下げて描き足します。

(2)ペンシルで眉尻を描き足す

眉毛の生えていない眉尻はペンシルで一本一本描き足すように細かく埋めていきます。
そのあと描いた感じがしないよう、スクリューブラシでぼかしながら毛流れを整えます。

(3)眉マスカラで優しい印象に

アイブロウマスカラは眉の流れに逆らってつけます。
その後、眉の流れに乗せてつけます。
最後にもう一度スクリューブラシで毛流れを整えると綺麗に仕上がります。




 

目が中央に寄っているように見せる

肌なじみの良いブラウンを使って目が中央に寄っているように見せます。

(1)明るいアイシャドウをアイホール全体に乗せる

ハイライトのシャドウをアイホール全体に乗せます。
グラデーションをつくるベースになるため、眉側に多めに乗せます

(2)ブラウンでグラデーションを作る

目のキワにブラウンを乗せ、グラデーションになるようにぼかします

(3)目頭にブラウンを乗せる

濃いブラウンを目頭に乗せます。
目頭が一番濃くなるように乗せることで、目頭に視線がいきます
反対に目が中央に寄っている方は、目尻が一番濃くなるように濃いブラウンを乗せましょう。

(4)上まつげにマスカラを塗る

ロングタイプのマスカラを上まつげにしっかりつけます。
左右に細かく揺らしながら塗るダマになりにくくなります。

(5)目頭にアイライナーをひく

目尻は少し跳ね上げて描きます。
目を中心に寄せる為、目頭から少しはみ出すようにラインを引きます
やりすぎると目立ってしまうので慎重に引きましょう。
引いたラインはにじみ防止のため、何も付いていないブラシでぼかします。

(6)下まつげにマスカラを塗る

(4)と同じロングタイプのマスカラを下まつげにつけます。
目を上下に大きく見せます。



 

バランスの良い厚さの唇に仕上げる

(1)リップライナーで足りない部分を描き足す

上唇と下唇の厚みのバランスが「1:1.5」になるように上唇をオーバーリップして描き足します。

(2)オレンジのリップを乗せる

オレンジのリップを丁寧に塗ります。

(3)オレンジのチークを乗せる

頬が上がって見えるようにオレンジのチークで三角形に乗せます。
シェーディングと同じように入れることでシャープな印象に仕上げます。

チークをシェーディングのように使うことで、顔に血色感をだし、明るく仕上げることができます。また、色に目がいくので頬を黄金比に近づけることができます。
今回使用したメイコーカラーズパウダーチークC630オレンジは、粒子がとても細かいためよりナチュラルな印象を与えることができます。
また、このオレンジは少しくすみががった色のオレンジなので、肌馴染みが良いだけでなくシェーディングに使用したブラウンともなじみやすく、自然に仕上げることができます。



 

まとめ ハイライト&シェーディングで黄金比律に近づける

『美人の法則!黄金比率メイク〜フルメイク〜』いかがでしたか?
顔が引き締まりシャープな美人顔になりましたね。顔を引き締めるためにも、シェーディングとハイライトをうまく使って、顔の大きさや形から黄金比に近づけていきましょう。

自分の顔のパーツをチェックして是非チャレンジしてみてくださいね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜 cast 〜〜〜〜〜〜〜〜〜

モデル Rie @riexkuma
https://www.instagram.com/riexkuma/

メイクアップアーティスト 上戸良子 @r.kamito
https://www.instagram.com/r.kamito/

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色々なメイク方法を動画で配信中!
【MC collection 公式YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UC9cjkaB39EIpFJV07Ar2uvQ

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