ダイエットや気分転換のためのスポーツや筋トレ。
身体を動かすのは気持ちが良いですが、運動をしすぎると時間が経ってから筋肉痛になってしまうこともありますよね。
筋肉痛が酷くて身体を動かすのも辛い時、その痛みを和らげたり早く回復させたりするにはどうしたら良いのでしょうか?
<目次>
筋肉痛はなぜ起こる?
そもそも、筋肉痛はなぜ起こるのでしょうか?
実は、現代医学をもってしても筋肉痛のメカニズムについては完全に解明されていないのだとか。
ただ、一般的な理由として「運動をすると生じる『乳酸』の一部が筋肉中の毛細血管に残ることで筋肉への酸素供給が邪魔され、鈍痛を引き起こすいわゆる肩こりと同様の症状」と考えられています。
また、「筋繊維とその周りの結合組織が損傷し、回復する過程で炎症を起こした際の発痛物質が筋膜を刺激する」という説もあります。
筋肉痛を早く治す方法
筋肉痛が辛い時、痛みを和らげるには冷たい水と熱いお湯を交互に浴びると末梢血管が広がって筋肉痛が緩和されるそうです。
あまり何度も繰り返すとかえって疲れてしますので、10回ずつぐらい行うと良いでしょう。
筋肉痛を早く治すのには、軽い運動やストレッチを行うと効果があると言われています。
血行の流れが悪くなっているのが筋肉痛の一因なので、軽い運動やストレッチで血行が良くなり溜まった乳酸を放出しやすくなるのです。
また、筋肉痛の原因である乳酸を溜めないようにするのに、クエン酸が効果的なので積極的に取るようにしましょう。
特に黒酢に多く含まれているのでオススメですよ。
そして夜はたっぷり眠りましょう。
睡眠時には成長ホルモンが分泌されるので、筋肉痛を治してくれる上に全身を休めて身体が軽くなりますよ。
マッサージは逆効果!?
筋肉痛を改善する方法としてマッサージが効果的だと考えている人もいると思いますが、実は筋肉痛になってからマッサージは意味がないんです。
トレーニング直後、筋肉に疲労物質が溜まっていたり緊張が残っていたりする場合はマッサージすることにより、疲労回復を早くする効果が期待できます。
しかし、筋肉痛が起こってからのマッサージでは筋肉痛を和らげる効果は薄いのだとか。
むしろマッサージにより外的な力が加わることにより、筋肉の再生を邪魔したり強く揉むことで筋肉を傷つけてしまったりすることもあると言われています。
筋肉痛が辛い時は、むやみにマッサージを行わないようにしてくださいね。
いかがでしたか?
筋肉痛が辛い時は、今回紹介した方法を是非試してみてくださいね。