爪の役割や働きについて知っている人は少ないと思いますが、実は爪がなければ毎日の生活の中で困難なことがたくさん出てきてしまします。
爪の働きや伸びるスピードなど詳しく説明していきますので、爪も肌や髪と同じようにケアしていきましょう。
＜目次＞
爪の働きは？爪がないと生活ができなくなる！
爪の成分ははケラチンというタンパク質であり、肌や髪の毛と同じ成分でできています。爪も肌や髪と同じくケアが必要になり、タンパク質やビタミンなどを摂取して丈夫でキレイな爪を維持する必要があります。手の爪と足の爪にはそれぞれ役割があり、私たちが生活をする上で爪は欠かせない働きをしています。
普段当たり前のように手の指で物を掴んでいますが、手の爪がなければ指先に力が入らなくなり思うように物を掴むことができません。骨がない指先の腹に力を入れることができるのも爪の働きによるものです。
足の爪もとても重要な役割をしています。足の爪がないと足を踏ん張ることができなくなり、体のバランスもうまく保てなくなります。歩くときや走るときに足の指先が蹴りだす力を伝えてくれるのも爪の働きです。
足の爪があるからこそ、立ったり、歩いたり、走ったりできるというわけなのです。
爪の甘皮は処理するべき？ケアは必要？
爪の根元にあり皮膚を守っている半透明の皮のことを「甘皮」と言い、爪の根元から細菌などの侵入を防いで爪を保護する働きがあります。しかし、甘皮が必要以上に多いと爪に行くはずの水分を甘皮が奪ってしまいます。水分が奪われてしまうと爪は乾燥し割れる原因にもなり、水分不足の爪はネイルも塗りにくくなりますので定期的な甘皮処理が必要になります。
ネイルサロンのように甘皮をカットする方法は専門の知識と技術が必要になりますので、自宅で処理する場合はカットはせずに以下の要領で甘皮を押し出すように処理をします。
- 甘皮の押し出し方
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- 湯船に入って肌を柔らかくする
- 綿棒で柔らかくなった甘皮を押し出す
- ハンドクリームなどで保湿ケア
うまくいかない場合は自分の爪を使って甘皮押し出してもいいですが、力を加えずに優しく取り除くようにしてください。
専門の知識や技術がなくてもこれだけでキレイになります。爪は肌や髪の毛と同じ成分になので甘皮処理後だけ保湿ケアをするのではなく毎日保湿ケアをするようにしていきましょう。
爪の伸びるスピードはみんな同じ？
爪が伸びるスピードは人それぞれ違います。頻繁に爪を切るのが大変なので遅く伸びて欲しいと思っている人もいると思いますが、爪は早く伸びた方が健康です。爪の伸びるスピードには「新陳代謝」が関わっています。古い爪から新しい爪へ変わるスピードが早い人は爪の伸びも早く、新陳代謝が良いということになります。
爪の伸びるスピードは平均で1日0.1ｍｍ、10日で1cm伸びますので、このスピードと自分の爪の伸びる早さを比べてみると新陳代謝が良いか悪いのか判断することができます。
爪の伸びるスピードが遅い人は新陳代謝が悪い可能性がありますので適度な運動やバランスのよい食事などを心がけましょう。
いかがでしたか？爪は私たちが生きる上でとても重要な役割をしてくれています。
爪の甘皮は自分で簡単に処理できますので、甘皮が多いと思った時は処理するようにしましょう。そして、伸びるスピードが遅いと感じたら生活習慣を見直して爪を大事にしましょう。
