植物性のオイルを使って行う全身マッサージは、エステやサロンで施術を受けるものだと思っていませんか?
実は、コツさえ掴めば自分でも簡単にできちゃうんです。
簡単なオイルマッサージのやり方を覚えて、全身マッサージにチャレンジしてみましょう。
<目次>
オイルは何を使う?
オイルマッサージといえばアロマオイルを使うというイメージがあるかもしれませんが、アロマオイルは原液のまま使うことはできません。
必ず、ホホバオイルやスイートアーモンドオイル、グレープシードオイルといったキャリアオイルで薄めて使いましょう。身体に使う場合は1%以下、顔に使う場合は0.5%以下に希釈してください。
アロマオイルはそれぞれに香りや効能が違うので、自分の好みのものを選んでマッサージすればリフレッシュ効果も期待できますね。
アロマオイルは必ずしも必要なわけではなく、キャリアオイルだけでもマッサージできますし、スーパーなどで売っているオリーブオイルを使ってもOKですよ。
ポイントは「リンパ節」
それでは、具体的なマッサージの方法について説明したいと思います。
オイルマッサージの重要なポイントは「リンパ節」で、全身にある各リンパ節に向かってリンパを流すのです。
重要なリンパ節は
・鎖骨(鎖骨リンパ節)
・脇の下(腋窩リンパ節)
・アゴの下(顎下リンパ節)
・お腹周り(腹部リンパ節)
・太ももの付け根(鼠径リンパ節)
・ひざの裏(膝窩リンパ節)
・耳の下(耳下腺リンパ節)
・ひじ(肘部リンパ節)
なので、これらの部分に向かって優しくマッサージを行います。
リンパ管は皮膚の表面にあるので、強く圧力をかける必要はありません。
皮膚の表面だけに刺激が感じられるような、軽い圧力で十分です。
マッサージの手順
リンパの最終出口は鎖骨リンパ節なので、マッサージの最初に鎖骨の下をほぐすようにして流しておきましょう。
その後、顔→脇→腕→そけい部→脚というように、徐々に遠くのリンパ節に向かって流すようにマッサージを行います。
もちろん全ての部位のマッサージを行わなくても大丈夫ですが、最初に鎖骨リンパ節だけは流しておくようにしてくださいね。
「全身のオイルマッサージ」と聞くと何だか難しく感じるかもしれませんが、要はオイルを使って、リンパ節の部分に向かって軽く圧をかけれるだけでOKです。
むくみや冷えの解消、ダイエットに効果的と言われるオイルマッサージ、是非試してみてくださいね。