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オリゴ糖が身体にいいという事は知っていても、どんなふうにいいのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。
オリゴ糖に隠された美容効果を紹介していきますので、毎日の食事に取り入れ腸内環境を整えていきましょう。

<目次>

よく耳にするオリゴ糖って何?多く含む食品は?

オリゴ糖は身体にいいものとして耳にしますし、コンビニやスーパーなどでもオリゴ糖入りのヨーグルトなどが売られているので、よく目にもします。
しかし、「オリゴ糖って何?」と聞かれてもわかりやすく説明することがなかなか難しいのではないでしょうか。

オリゴ糖とは名前の通り糖類の一種で、ブドウ糖などの単糖が2~20個くらい結合したもののことを言います。
オリゴ糖を多く含む食品は1位がきな粉2位がごぼうです。
100gあたりのオリゴ糖の含有量を見てみると、きな粉が7.0gに対してごぼうは3.6g。きな粉がどれだけ多くのオリゴ糖を含んでいるかがわかりますね。
その他にも、玉ねぎ納豆にもオリゴ糖が多く含まれます。

便秘!美肌!ダイエット!オリゴ糖の美容効果

114_oligosaccharide2オリゴ糖は腸内環境を整えるのに大事な物です。
善玉菌の代表でもあるビフィズス菌はオリゴ糖をご飯にして腸内で善玉菌を繁殖させ、身体にとって悪影響を及ぼす悪玉菌を減らしてくれます。
オリゴ糖は腸内環境を整え、腸の動きを活発にしてくれるので便秘解消にはとても効果的です。

腸内環境が整わないと便秘の症状が出るだけでなく肌にも影響が出ます。
腸内に老廃物が溜まることで血液の流れも悪くなり、ニキビ肌荒れを起こします。肌もどんどん老化していきます。
腸内環境と肌には密接な関係があるので、オリゴ糖を積極的に摂取して美容効果に繋げていきたいですね。

便秘が解消されると老廃物も上手く外に排出できるようになり、代謝もよくなるので脂肪が燃焼されやすくなります。
浮腫みも一緒に解消されますので体重も減っていきます。
また、砂糖は過剰に摂取すると脂肪になりますが、オリゴ糖は余分に摂取した分は外へ排出されやすく太りにくいです。
つまり、オリゴ糖を摂取することはダイエットにとても効果的ということになります。

オリゴ糖の1日の摂取量と調理方法

1日のオリゴ糖摂取量は2g~10gが理想です。
先ほど紹介したきな粉は100gあたりのオリゴ糖含有量が7.0gなので、毎日きな粉100gを目安に摂取するのが理想的です。
しかし、毎日きな粉ばかり食べていては飽きてしまいますので、玉ねぎや納豆などのオリゴ糖を多く含む食品を上手く組み合わせて飽きないような摂取方法を考えていくといいですね。

オリゴ糖は加熱に強いので色々な料理に使うことができます。
野菜の中では一番オリゴ糖を多く含む玉ねぎ。熱を加えることで甘みが増して美味しくなる玉ねぎは加熱してもオリゴ糖の有効成分は壊れないので、カレーやシチュー、肉じゃがなどを食卓にどんどん出していきましょう。
 
 
オリゴ糖を摂取することで、便秘、美肌、ダイエット効果が期待できるのは嬉しいですね。
しかし、オリゴ糖を摂取しているからと安心するのではなく、適度な運動やバランスのよい食事、質のよい睡眠にも心がけるようにしてくださいね。

砂糖をオリゴ糖に変えてカロリーオフにした料理を作るなどの工夫をしながら上手にオリゴ糖を取り入れていきたいですね。

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