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美容にも健康にも良いとされるオリーブオイル、油なのにダイエットにも使われていますよね。
食べてもよし、肌に塗ってもよし、オリーブオイルの美容効果の秘密について探っていきたいと思います。

<目次>

オリーブオイルの素、オリーブの成分とは

118_oliveoil2オリーブオイルの原料となるオリーブの成分も気になるところですよね。
オリーブの実には、ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEには抗酸化作用があり、身体の老化を予防する働きがあります。
またオリーブの葉はお茶としても親しまれており、血糖値やコレステロールの低下を促し、生活習慣病の予防や免疫力を上げる効果があると言われています。

このオリーブから作られるオリーブオイルは、生の果実を絞って置いておくだけでオイルが浮かびあがってくるそうなんです。
つまりオイルとは天然のジュースそのもので、熱処理や加工抽出などの処理がされない分、自然の栄養が壊れる事なく摂取できるとても優れたものと言えますね。

オリーブオイルが活躍する秘密

オリーブオイルが美容や健康に良いのは、オリーブオイルに多く含まれる「オレイン酸」にあります。
オレイン酸は人の皮脂と近いと言われており、刺激も少なく、食べる事で多くの効果を得ることが出来ます。
まず体内の悪玉コレステロールに作用し生活習慣病の予防となります。悪玉コレステロールが減少することで、血流も良くなり便秘解消にも効果が期待出来ます。
またオレイン酸には脳内の満腹中枢を刺激する働きがあるため、食べ過ぎ防止となり、脂肪の付きにくい身体を目指すことが出来ます。
デトックス効果もありますから、老廃物を排出しニキビなど肌荒れやダイエットにも効果を発揮します。

内側からも外側からも美容とスキンケアに万能

118_oliveoil3オリーブオイルは普段の料理にも活用されている方は多いですよね。
美容に良いとされる摂取方法は、朝と夜に大さじ1杯を飲むと効果的と言われています。
そのままで飲むには抵抗がありますし、オリーブオイルも脂質の塊ですから、食事と一緒に摂る事をオススメします。サラダや温野菜にかけたり、納豆やみそ汁に入れてもおいしく頂けますよ。

スキンケアにオリーブオイルを使う場合は、食用のものは避けた方が良いですね。
食用に販売されているものは風味や栄養価に対して重要視されて作られていますから、稀に果肉などの小さな不純物が混ざっている可能性もあります。

また、スキンケア用には少し刺激が強すぎるという点も気にしておいた方が良いと言えます。
スキンケア用を1本常備しておけば、顔はもちろん身体や髪までケアが出来るので心強いですね。

顔の場合はクレンジング洗顔としても使う事が出来ます。
皮脂に近い成分なので、ファンデーションなどの油脂をしっかり浮かせることが出来ます。
また肌本来の皮脂までは取り除かないので、洗い上がりもしっとりと保湿されます。

身体の浮腫み取りやリンパマッサージの潤滑油としても活躍出来ます。
マッサージと同時に角質ケアや保湿効果も上がりますから一石二鳥以上ですね。
ヘアケアとしては乾燥によるダメージの修復も出来ますし、頭皮マッサージに使用すれば毛穴の汚れまで落とし、同時に保湿も出来ます。

注意点としては、スキンケアに使う際は必ず手の平で体温程度まで温めて使いましょう。
冷たいままでは馴染みも悪く、人肌まで温める事でより深く浸透する効果があります。
ニキビなどが出来ている場合は、悪化させてしまう可能性がありますから使用は中断した方が良いですね。ニキビケアを優先させましょう。
 
 
オリーブの歴史は日本では最近のように感じますが、実はその歴史は紀元前まで時代は遡り、歴史上最古のハーブとまで言われています。
ずっと昔から活躍していた植物なんですね。
爪の甘皮ケアに活用されたり、普段の洗濯で柔軟剤替わりに数滴使うといった人もいるそうです。
まだまだ未知なる使い道があるかもしれません。

天然の植物から採れる恵みを受けて、美容と健康に積極的に役立てていきたいですね。

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