女性であれば、1度は気にしたことがあるのではないでしょうか?
それは…。ガスが溜まることによる「ぽっこりお腹」!
おならを人前でするわけにもいきませんし、出せなくて溜め込んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、お腹にガスが溜まる原因とガス抜き方法をご紹介します。
<目次>
どうしてガスが溜まるの?原因って?
そもそもどうしてガスが出るのでしょうか。
ではガスが出る原因とはどんなものがあるのでしょうか。
■口からの空気の飲み込み
食べるのが早い人などは、食べ物と一緒に自然と空気も飲み込んでいます。
ゆっくり食べることで空気の飲み込む量を減らすことができます。食事の時はゆっくりと食べ、口に物が入っている時は口を閉じながら食べると空気が入りにくくなります。
また、炭酸飲料を飲みすぎた場合もガスの原因になります。
炭酸飲料は炭酸ガスが含まれていますので、多く飲んだ場合はガスが溜まる原因となります。「最近飲みすぎているな…」と思っている方は少し控えた方がいいでしょう。
■ストレス
ストレスとガスだまりって何か関係あるの?と思われるかもしれませんが、実はあるんです。
過度なストレスが原因で起こる腹痛や便秘などの症状を「過敏性腸症候群」と言います。この過敏性腸症候群はストレスが原因とされており、お腹のガスだまりなどの症状を引き起こします。ストレスを溜めないように、うまくストレス解消することが大切です。
■腸の働きが不調
腸の動きが正常であれば、空気を吸い込んだとしても腸のぜん動運動でガスが体外に排出されます。
ですが、腸の動きが不調の場合、ガスが体外に排出されなくなるので体内に溜まってしまいます。
■腸内の悪玉菌
腸の中に必ず悪玉菌は存在しますが、正常な数であれば体に害はありません。
ですが、悪玉菌が多くなっている場合は、この悪玉菌が悪さをし、腸に運ばれてきたものを腐らせ有害物質や有害ガスにしてしまいます。
この有害物質や有害ガスが多くなるとぜん動運動も弱くなるため、ガスが溜まりやすくなります。
ガスを抜くには?
では、ガスが溜まってしまった場合はどのようにすればいいのでしょうか。
普段の生活の中でできるガス抜き方法をご紹介します。
■腹式呼吸
ポイントは、体の中の有害物質を吐き出すイメージで口からゆっくり息を吐き出します。
このときお腹をへこましてください。
そして、吐き終ったら体にいいものを吸い込むイメージで鼻から息を吸い込みます。
このとき、お腹を膨らましてください。
全ての動作をゆっくり行っていただくことで、ガス抜きだけではなくストレスにも効果的ですので、ぜひ試してみてください。
■食材
ストレスを溜めこまないように、精神を安定させてくれる成分を摂りましょう。
カルシウムやビタミンB1、ショウガオールがオススメです。
・カルシウム…牛乳・モロヘイヤ・煮干し など
・ビタミンB1…大豆・豚肉・玄米 など
・ショウガオール…生姜
このような食材を積極的に摂ってみてください。
また、一緒に食物繊維や乳酸菌も摂りましょう。善玉菌を増やして、腸内の環境を整えてくれます。
いかがでしたか?
ガスが溜まるのは本当に苦しいですよね。
ストレスをためずに、ゆっくりと食事を行い、リラックスした生活を実践してみましょう。