<目次>
毛穴対策に「アーティチョーク」はいかがですか?
年齢を重ねると、どうしても目立ってくる毛穴…
そんな皆さんを悩ます「毛穴」に効く成分がある食べ物の含まれている事が見つかり、ここ数年話題となっています。そんな方は食べ物で毛穴対策を試してみてはいかがでしょうか?
毛穴対策に良いとされるさまざまな食べ物がある中でオススメしたいのは、アーティチョークと呼ばれるもの。日本人にとってはあまりなじみのない食べ物ですが、イタリア料理では前菜に使われているほどポピュラーな食べ物です。今回は、そんなアーティチョークと毛穴がどういう関係なのかお伝えしたいと思います。
アーティチョークとはどんなもの?
アーティチョークという名前を聞いたことがなくても「朝鮮アザミという名前なら聞いたことがある」という方がいらっしゃるかもしれません。日本では、アーティチョークよりも朝鮮アザミの名前で知られています。朝鮮アザミという名前から分かるように、アーティチョークはアザミのような形をしています。しかし、やわらかな花びらが重なっているわけではなく、ガクが何層にも重なっています。そしてアーティチョークの全体を食べるわけではなく、ガクの付け根の部分や花芯部、開花寸前のつぼみを食べます。
アーティチョークの味は、そら豆や焼きたけのこのような味だと例えられています。素朴で美味しそうな感じがしませんか?
イタリア料理では塩茹でや炭で焼くなどアーティチョークそのものの味を楽しむようです。
毛穴を目立たなくする成分がアーティチョークの中に!
アーティチョークが毛穴を目立たなくするという注目を集めたのは、シナロピクリンという成分が発見されたことにあります。このシナロピクリンという成分はアーティチョークの葉に一番多く含まれていて、苦味のもとともなっています。日本ではあまりアーティチョークの葉を食べませんが、ヨーロッパではアーティチョークの葉をサラダに入れたり、ハーブティーとして飲んだりします。このシナロピクリンには、メラニン色素の働きを抑えるといったことや、毛穴を目立たなくするという働きがあることが分かったのです。しかもシナロピクリンはターンオーバーを促進させるといった働きかけではなく遺伝子レベルで肌トラブルを防ぐといった作用が期待できるのです。簡単に説明しますと、肌が紫外線を浴びるとNF-kBというたんぱく質が活性化し、光老化をもたらすと言われています。光老化が起こると、肌の真皮の弾力が失われ、毛穴が目立つようになってしまいます。紫外線を浴びたことで光老化へと続く経路の途中でストップをかけるのがシナロピクリンと言われています。
アーティチョークを効率よく摂取するには?
シナロピクリンを摂るためにはアーティチョークを体内に入れる必要があります。けれどまだまだメジャーとは言い難いアーティチョークは、そうそうスーパーで見かけるものでもありません。そこでオススメしたいのが、肌に塗る方法や、サプリメントで摂取する方法です。アーティチョークを食卓に出すのが難しい方は、化粧品やサプリメントを選ぶ際、成分一覧に「アーティチョーク葉エキス」という名前があるかどうか見ることをオススメします。ぜひ、生活にアーティチョークを取り入れて肌や毛穴の状態改善を目指しましょう!