赤ちゃんが卒乳をすると、成長を待ちわびていたはずなのに、どこか授乳していた時間が懐かしくなりませんか?
そんなお母さんをよそに、子供はおっぱいを飲んでいた事なんてあっという間に忘れて、ご飯をたくさん食べられるようになります。
一方卒乳後のお母さんは胸のケアについて考えなければなりません。
乳腺に母乳が残ったままの状態でいると、乳腺炎になり次の赤ちゃんの授乳の際に影響が出るかもしれません。
<目次>
卒乳と断乳によって変わる胸の状態
自然に赤ちゃんからおっぱいを欲しがらなくなって母乳の量が徐々に減っていく「卒乳」と、お母さんが仕事や薬の服用など何らかの理由があって授乳を止める「断乳」とがあります。
断乳の場合は母乳が作られている内に授乳を止めてしまう分、胸の張りや痛みが感じられるかもしれません。
つい痛みから搾乳をしてしまいがちですが、搾り過ぎはまた母乳が作られる刺激となりますから、軽く痛みを和らげる程度に加減をして搾乳をしましょう。
卒乳の場合でも、赤ちゃんの方からプイっと飲まなくなってしまった場合は、作られた母乳が乳腺に残っていると考えられますから、外に出しておくことが必要になります。
どちらの場合でも母乳生成が刺激されない程度の分量を、時間をかけて搾乳してあげる事が大切となります。
卒乳後の胸に良いマッサージ方法
卒乳後のお母さんの悩みとして多いのは、バストの急激なサイズダウンですよね。
妊娠前よりもしぼんでしまう傾向にあるようです。
育児で頑張った証拠のはずですが、やはり以前のような張りのある胸に戻したいと思うのが当然です。
卒乳後に行うと良いバストマッサージ方法をご紹介します。
まずは産後に衰退してしまった女性ホルモンを増やすことで、再び乳腺も発達をしてバストアップする事が期待出来ます。
血流を良くする事で胸に新しい栄養が行き届きやすくなります。また、マッサージは乳腺に良い刺激となって女性ホルモンの分泌を促します。
胸のマッサージ |
胸の外側から内側へと円を描くようにマッサージをしていきます。 下から上に、外側から内側に押すような刺激でも効果があります。 痛みなどを感じない程度の力加減で、優しくリンパが流れるイメージで行うと良いですね。 大胸筋を鍛えることで胸の形も整っていきます。 |
大胸筋のトレーニング |
姿勢を正して、合掌のポーズをとってみましょう。 肘の角度は90度に保ち、両側から同じ力で押し合います。息を吐きながら15秒ほどゆっくりと集中して行うことがポイントです。 |
バストケアには食事もバランス良く摂ることが大切です。
産後に良いとされるヨガなどもありますよね。地域によっては子育て支援の一環として、ヨガや親子体操などのイベントも開催されています。
親子で楽しく身体のケアが出来たら楽しいですね。