妊娠するとつい慎重になってしまい、必要以上に動かない方がいいのかも…と思う人もいるかもしれません。
しかし、むくみや便秘の改善や体重管理のためにも適度な運動が必要です。
今回は、妊娠中に効果的な運動についてまとめてみました。
<目次>
ウォーキング
軽いウォーキングは妊娠中に最適な運動で、初期~後期までいつでも行うことができます。
特別な道具も必要ないし、近所の散歩程度なら思い立ったらすぐできる気軽さも魅力ですよね。
体調にもよりますが、1日30分程度を継続して行うのが効果的です。
コースは歩き慣れた道や広い道を選ぶようにし、交通量の多い場所は避けた方が安心でしょう。
持ち物は最低限にした方がよいですが、水分補給をこまめにできるように飲み物は持っていくようにしてください。
マタニティヨガ
運動とリラックス、2つの効果を感じられるのがマタニティヨガの魅力です。
教室に通うのも良いですが、自宅でも簡単に行うことができますよ。
ただし、マタニティヨガを始めるのは妊娠15週目から。
必ず始める前に産婦人科の先生に相談してからにしてくださいね。
そして、先生からOKが出たとしても無理は禁物!
お腹の張りや違和感があった場合はすぐに中断してください。
また、妊娠週数が進むと体が重くなって関節が痛みやすくなるのでヨガマットは必ず使いましょう。
マタニティスイミング
水の中では体にかかる負担が軽くなるので、ゆっくり泳ぐことも妊娠中にオススメの運動の一つです。
ただし、体が冷えてしまっては逆効果なので長時間泳ぐことはNGです。
また、普段水泳をしていない人が妊娠してから急に泳ごうと思ってもうまく体を使えないこともあります。
ですから「スイミングは妊娠中にオススメだから!」といって無理に泳ぐようなことは避けましょう。
ヨガの場合と同様に、始める前にかならず産婦人科で相談してくださいね。
避けた方が良い運動は?
妊娠中は体を動かしたほうが良いとは言え、避けた方が良い運動もあるので注意が必要です。
■サイクリング
自転車をこぐ動作そのものが悪いわけではありませんが、お腹が大きくなるとバランスが取りづらいので転倒しやすくなり危険です。
■素早く体をねじる運動
テニスやゴルフなどで体を勢い良くねじると体の一部に大きな負担がかかってしまいます。
ちなみにマタニティヨガにも体をねじる動きはありますが、ゆったりとした動作なので問題ありません。
■ジャンプする運動
縄跳びやトランポリンでジャンプするとお腹が激しく揺れてしまうのでオススメできません。
いかがでしたか?
妊娠中の運動はメリットが多いですが、もし運動することで少しでも不安を感じるようであれば医師に相談するようにしましょう。
そして無理は禁物です!
体に負担をかけないよう、あくまで「軽めの運動」を心がけてくださいね。