冬になり空気が乾燥してくると肌がカサカサして赤くなることや、かゆくなることがあります。
しかし、体の赤みやかゆみは乾燥だけが原因ではありません。
虫刺されやアレルギーによる赤みやかゆみもありますが、肝臓病や糖尿病、ストレスなどが原因で赤みやかゆみの症状を引き起こす場合もあります。
そんな肌の赤みやかゆみの原因と対処法についてお伝えしたいと思います。
＜目次＞
肌の赤みやかゆみの原因
■乾燥によるかゆみ
乾燥によるかゆみは肌のバリア機能が壊れ、水分量が少なくなり肌がカサカサすることでかゆくなります。
肌の水分量が減ると皮膚が薄くなり、炎症が起こりやすくなりますので肌が赤くなります。
乾燥によって赤みやかゆみの症状がでますので、できるだけ肌を乾燥させない対策が必要です。
■内臓からくるかゆみ
乾燥肌や虫刺され、アレルギーなどは、カサカサしたり赤くなったり蕁麻疹ができるなど肌に異常があります。
しかし、肌に異常がなくても体がかゆい場合があります。
正しいスキンケアを行っていても長引くかゆみや痛みを伴うかゆみ、全身にかゆみがある場合は内臓の病気が隠れていることもありますので注意が必要です。
原因が分からず長引くかゆみは、一度医師に相談してみましょう。
■ストレスからくるかゆみ
ストレスは体のいたる所に影響を及ぼしますが、ストレスが原因でかゆみの症状が出ることもあります。
ストレスがかゆみの原因であると診断されるのは、色々な検査をしても異常がない場合や治療をしても全く改善しない場合に始めてかゆみの原因がストレスであると診断されます。
肌の赤みやかゆみの対処法は？
かゆみの原因はいろいろありますが、共通する対処法は「冷やすこと」と「掻かないこと」です。水や布を巻いた保冷剤などで冷やすと、炎症を鎮める効果があります。
かゆくて我慢ができない時でも掻かないでグッと我慢をしてください。掻くことで更にかゆみを呼んでしまいます。
薬を塗ることも効果的ですが、ステロイド等の強い薬は医師の処方のもと使用しなければなりません。
万能薬のアロエもおすすめです。アロエは自然の力でかゆみを抑えることができますし、傷や火傷にも効果を発揮しますので、自宅でアロエを育ててみるのもいいですね。
肌の赤みやかゆみは皮膚が薄くなることや水分不足で起こりますので、間違った洗顔方法やスキンケア、刺激の強い化粧品などを見直す必要があります。
乾燥には保湿が一番ですが、食生活や生活習慣の乱れでバリア機能が破壊されることもありますので、バランスの良い食事や質の良い睡眠も心がけてくださいね。
ストレスが原因でかゆみの症状が出る時は、ストレスを解消しない限り完治はしません。
ヨガで体をほぐす、足湯やお風呂で汗をかく、アロマオイルで香りを楽しむなど、解消法はどんなことでもいいのです。
ホッと、ゆっくりできる時間を作ることが大切です。
肌の赤みやかゆみはとても不快な症状です。
原因を突き止め、原因にあった対処法で赤みやかゆみの症状を改善していきたいですね。
