季節の節目にはお酒の席が続く事は多いですよね。友人の結婚式やパーティーなどもなぜだか続きがちです。
そうなるとつい控えたくてもお酒の量は増えてしまいますよね。
楽しいお酒も翌日に持ち越すと、気分が悪かったり食欲がわかなかったりと良い事はほぼありません。
それどころか二日酔いで仕事もままならないというケースも考えられますね。
お酒の後に「これをしておくと良い」というのを知っておくと、二日酔いも怖くなくなるかもしれません。
<目次>
お酒は肝臓にダメージがかかる
お酒は肝臓で分解されますが、ある研究では日本人はアルコールを分解して体外へ放出する力が弱い傾向にあると言われています。
そのために、悪酔いをしてしまったり二日酔いを起こすことになるんですね。
肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれており、気付いた時には病気が進行しているといったケースも多く見られます。
肝臓の病気と飲酒量は比例関係にあると言われていますが、一回に飲む量というよりも生涯で飲む量が多いほどに病気になるリスクは高まると言えそうです。
適量を楽しむ飲み方で、なおかつ休肝日を作ることが肝臓への負担を軽減する事になります。
肝臓の役割
肝臓は身体の臓器の中でも一番の大きさになります。
沈黙の臓器と聞くと、ちょっとデリケートで怖いイメージもありますが、自分で機能を回復させる力を持っているため、再生能力の高い臓器と言えます。
肝臓は栄養を身体の各部署で吸収しやすいようなエネルギーに変換してくれます。
その時に添加物や有害な物質を分解して解毒させる働きもしてくれますが、アルコールも有害なものと認識されます。適量を超えての飲み過ぎは肝臓の負担になってしまいますね。
これ以外でも消化吸収を助ける役割や、栄養素の貯蔵、人にとって大切な体温を維持する役割まで担ってくれています。
無口で頑張り屋さんな臓器なんですね。
肝臓の救世主しじみ汁
何か調子がおかしいと自覚症状があらわれ、異変に気付いた時は肝臓の自己修復能力を持ってしてもかなわないダメージと考えられます。
直ぐに病院での治療が必要になりますが、そうならないために弱った肝臓を助けてくれる食材があります。
それが「しじみ」なんです。
「二日酔いにはしじみ汁」とどこかで聞き覚えのある方も多いと思います。
しじみにはたくさんの栄養が含まれていて、日本人には古くから馴染みのある食材ですね。
しじみの栄養素はカルシウム・ビタミン類・たんぱく質それにタウリンなどが挙げられます。
またバランスの良い必須アミノ酸も含まれていますから、肝臓のダメージの修復にとても重要な働きをしてくれます。
アミノ酸の一種とも言われるタウリンにも注目です。
栄養ドリンクなどにもタウリンが配合されているものが多いですが、タウリンは肝臓の働きを活性化させてくれる役割があり、ダメージの修復や疲労回復にも力を発揮してくれます。
そんなしじみの栄養素を余すことなく摂取できるのがしじみ汁ですね。
温かく身体に優しいしじみ汁は肝臓だけでなく、美容や健康にも効果があります。
しじみパワーで弱った肝臓を救出し、健康に過ごしましょう。