毎日のスキンケアで使用する化粧水や乳液などの基礎化粧品。みなさんはどうやって選んでいますか?
ブランド名や広告のイメージでなんとなく選んでいるという方は、見直してみる必要があるかもしれません。
特に、乾燥やニキビなど肌に問題を抱えている方は要注意!
どんなに高価で高性能な化粧品だとしても、自分の肌に合っていなければスキンケア効果を期待することはできません。
自分の肌タイプを知り、それに応じた基礎化粧品を選びましょう。
今回は肌タイプ別のポイントをご紹介します。
<目次>
自分の肌タイプを見極めよう
「普通肌」「乾燥肌」「オイリー肌」といった肌タイプを表す言葉を知っていても、自分の肌がどのタイプなのかわからない…そんな人は、まずは自分の肌のタイプを知りましょう!
自分でできる簡易的なチェックとして【洗顔後、何もつけずに5分程度放置した肌の状態を確認する方法】があります。
基本的に5つの肌タイプにわける事ができます。
特に乾燥もなく、テカリも気にならない場合:普通肌
肌がつっぱる感じやかさつく感じがある場合:乾燥肌
肌のつっぱり感がなく、テカりがある場合:オイリー肌
頬など部分的に肌のつっぱる感じがあり、Tゾーンにはテカりがある場合:混合肌
肌がピリピリする感じがある場合:敏感肌
肌タイプ別 基礎化粧品選びのポイント
普通肌の方の場合は、あまり基礎化粧品選びに制限はありません。
品質の良いものを好みに合わせて選べば良いでしょう。
乾燥肌やオイリー肌の方は、肌タイプに合わせた基礎化粧品を選ぶことで効果的なスキンケアにつながります。
■乾燥肌 乾燥肌は、肌の水分、油分ともに不足している状態です。肌のバリア機能を担う角質層の水分とうるおいが減少することで、さらに乾燥が進行していきます。乾燥肌の方は、保湿・保水成分を含む化粧水を選ぶのがポイントです。ヒアルロン酸やセラミドなどのうるおい成分に注目して選びましょう。 また、化粧水で補った水分をキープするために、適度に油分を含む乳液やクリームをしっかりと使用する事も大切です。 |
■オイリー肌 オイリー肌は、皮脂の分泌が過剰になることで肌の油分が多くなっている状態です。 テカリや化粧崩れなどが起こりやすく、過剰な皮脂による毛穴づまりやそれが原因のニキビなどの肌トラブルが生じやすいのが特徴。オイリー肌の方は、皮脂分泌をコントロールするさっぱりしたタイプの化粧水を選びましょう。そして、水分はたっぷりと補給する事がポイントです。 テカリが気になるからと乳液やクリームを避けがちですが、これは間違ったケア!油分控え目の軽いタイプの乳液などで水分蒸発を防ぐのが過剰な皮脂分泌を抑えるコツです。 |
■混合肌 混合肌は口元や目元などがカサつくのに、Tゾーンなどはテカるという状態の肌です。 肌は乾燥すると、皮脂の分泌を活発にして水分を保持しようと働きます。このため、基本的には乾燥しているのに、皮脂腺の多いTゾーンなどは皮脂が過剰な状態になってしまうのです。 混合肌の原因は基本的に肌が乾燥していること。乾燥肌の方と同様にヒアルロン酸やセラミドなど保湿・保水成分を含む化粧水を選ぶようにしましょう。 乳液やクリームについてもしっかりと使用します。ただし、Tゾーンなどテカリが気になる部分については使用量を抑えるなどの工夫を取り入れると良いですね。 |
■敏感肌 敏感肌は乾燥が進行してバリア機能が低下して外部の刺激に弱くなっている状態です。肌のバリア機能を担う角質層のうるおいが失われることで、ちょっとした刺激にもダメージを受けやすくなってしまうのです。 敏感肌の改善にも肌の保湿が重要なのですが、敏感肌の方の場合は化粧品の成分にも刺激を感じやすくなっています。 基礎化粧品を選ぶ際は敏感肌用の低刺激なものを使用することをおすすめします。 |
以上、肌タイプ別の基礎化粧品選びのポイントをお伝えしました。
自分の肌タイプに合った基礎化粧品で、効果的に肌の状態を整えていきましょう♪