時間がない朝に髪の毛が上手くまとまらないと焦りますよね。
乾燥によってパサついたり、湿気の季節はうねりやクセが治らなかったり、鏡の前で時間だけが過ぎていくような気分になることも…。
仕方がないから束ねてごまかすという方法もありますが、ショートヘアや伸ばしかけの時期はそうもいきませんよね。なんとかスタイリングを決めて、どこかで妥協して家を後にするのではないでしょうか?
毎朝のスタイリングはその日の運次第と諦めてしまうと、朝が来る度終わりなき闘いが続いてしまいます。
髪がまとまらない原因を知るとその対処法も見つかるはず。髪を上手くまとめて気持ちの良いスタートを切りたいですね。
<目次>
髪がまとまらない原因は?
髪が上手くまとまらない原因は季節的な理由もありますが、髪のダメージが大きいと考えられます。
パサついた髪は乾燥によるダメージが深刻な状態かもしれません。
髪の表面はキューティクルによって保護されていますが、少しの刺激でもすぐに剥がれてしまうデリケートなものです。
特に乾燥や摩擦に弱く、キューティクルが剥がれると髪内部の水分や栄養分まで流出してしまいます。
毎日ヘアケアのつもりで習慣的に続けているものが実は髪にとってダメージの元になっている可能性もあります。
髪は優しく洗い、十分に保湿をしてドライヤーの熱なども当てすぎないように注意しましょう。
また髪内部の栄養状態が悪いと1本1本がスカスカでもろくなり、髪全体もまとまりにくくなってしまいます。
水分と栄養分に満たされた髪は潤いとハリがあるので、思い通りのヘアアレンジができます。
髪の栄養は食事によって補われています。
食生活の乱れや、ストレスなども影響しますから毎日の生活習慣も見直してみると良いですね。
基本はスタイリング
美容院に行った後は髪がとても素直になっている気がしますよね。
やっぱりプロは違う!と感心しますが、実は基本を守って髪に負担をかけない乾かし方をするだけで、髪は落ち着きまとまりが出てくるそうです。
毎朝スタイリングに時間をかけてもうまくまとまらないのは、その基本のやり方を知らないだけかもしれませんね。
自分の髪質に合わせたやり方で正しくスタイリングをすると今までよりも短時間で髪が決まります。
■乾燥から広がる髪
全体的にパサつきがあり大きく広がってしまう髪はダメージにより乾燥している状態です。
パーマやカラーリングなどの後や、日焼けによって水分が抜けてしまっているのかもしれません。
乾燥には保湿が大切です。
毎日のケアでトリートメントは欠かせませんが、スタイリングでも髪表面のキューティクルをこれ以上傷めないように注意したいですね。
洗い流さないトリートメントやオイルなどを使ってドライヤーの熱から髪を保護しましょう。
全体的に広がる髪には根元からしっかりと使い、毛先だけパサついて広がる髪は毛先に重点的に付けると良いです。
仕上げにワックスなどで髪を落ち付かせると一日中スタイルがキープできますよ。
■クセやうねりでまとまらない
髪に潤いはあっても本来のクセや微妙なうねりが治らないというケースも厄介ですね。
乾いた髪にスタイリング剤を付けただけではクセは思うようには直せません。
一度髪をしっかり濡らして根元からブローをしていきましょう。
クセやうねりが気になる部分を指でしっかり挟み、根元から真っ直ぐに矯正するようなイメージでドライヤーを当てます。
温風を直近で使ったり、長時間集中的に当ててしまうとダメージの元となりますから気を付けましょう。
ホームケアを見直そう
髪自体が健康的でなければ、スタイリングにも影響します。
特にダメージが気になる方はシャンプーから見直してみると、髪の手触りから違ってくるかもしれません。
ダメージヘア用の低刺激のシャンプーを使い、髪の内部を補修するトリートメントは積極的に使いたいですね。
タオルドライの後はあまり放置せずにドライヤーで乾かすようにしましょう。
自然乾燥は髪の広がりの原因にもなり、クセも現れやすくなってしまいます。頭皮が濡れた状態のままではそこに雑菌が繁殖してトラブルになる可能性もあります。
濡れた髪を根元から乾かしていくとストンと素直に真っ直ぐになってくれますね。
ベッドで眠っている間に寝ぐせなどが付いてしまっても、夜の内にしっかりブローされていると、朝は手直し程度でスタイリングが決まりやすくなります。
スタイリングは髪質やダメージも関係しますが、髪型によっても違いがあります。
自分の毛量と髪質に合ったスタイルを美容師さんに相談するのもオススメです。
きっと毎朝のスタイリングにも良いアドバイスがもらえるはずですよ。