玄米が体に良いということは知っていても、どんな成分が体にいいのか、どう体にいいのかを知っている方は少ないのではないでしょうか?
そんな方のために、玄米の栄養とその効果的な食べ方をご紹介します。
<目次>
玄米の栄養素とは?
玄米とは、ぬかや胚がそのまま残っているお米のことで、ぬかや胚を精米すると白米になります。
実はぬかや胚に栄養価が高いので、玄米は白米よりも栄養価が高いのです。
その主な栄養素はどんなものがあるのでしょうか?
まず代表的なのがビタミンB1です。糖質や脂肪の代謝を促すので、痩せやすい体を作ってくれます。
さらにビタミンEは活性酵素を中和し、老化防止に効果があります。
むくみ対策の救世主とも呼ばれるカリウムも豊富に含まれていますので、体の余分な塩分や水分をデトックスし、むくみにくい体を手に入れることができます。
さらに、細胞を作るために欠かせないタンパク質も含んでいるので、肌のターンオーバーを促し、美肌に導いてくれます。
また、女性に多い便秘も玄米を食べることで改善することができます。
玄米には食物繊維が多く含まれており、それが腸の中を綺麗にし、老廃物を外に排出しやすくしてくれます。
このように、玄米には健康だけでなく美容にも効果のある栄養素が多く含まれているのです。
玄米の効果的な食べ方
健康にも美容にも良いと言われる玄米ですが、食べ方に注意する必要があります。
まず、玄米には胚やぬかが含まれているので消化に悪いというデメリットがあります。
パサパサして食べにくいから玄米が苦手という方もいますが、それも胚やぬかが原因です。
これをより美味しく、消化しやすくするためには水に浸して発芽させてから米を炊くことがオススメです。
玄米を発芽させて発芽玄米にし、圧力鍋や炊飯器の玄米モードでふっくらと炊き上げるのがコツです。
さらに、玄米には発芽抑制因子(アブシジン酸)と呼ばれる有害物質が含まれています。
この有害物質は体内のミトコンドリアを傷つけてしまい、体の老化を早めてしまいます。
玄米を発芽せせればその有害物質の働きを抑えることができるので、ぜひ玄米は発芽させてから食べるようにしましょう。
さらに、胚やぬかには農薬がたまりやすいので、なるべく無農薬のものを選ぶことをオススメします。
いかがでしたか?
美容や健康に役に立つと言われている玄米の栄養や美味しい食べ方についてご紹介しました。
体に良いとばかり思っていた玄米に有害物質が含まれているなんて驚いた方も多いかもしれませんが、しっかり発芽させれば問題はありません。
最初から発芽玄米を購入するのもいいかもしれません。ぜひ玄米を食事に取り入れてみてくださいね。