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尿漏れに悩んでいてもなかなか病院を受診できずにいる、そういった女性も多いのではないでしょうか。
尿漏れのタイプにも種類があり、軽い尿漏れであれば、体操や運動、尿漏れに効果のあるサプリメントなどでケアすることもできます。
自分の尿漏れタイプの種類と原因を知り、予防していきましょう。

<目次>

尿漏れとは?いくつかのタイプがある!!

尿漏れとは自分の意志とは関係なく尿が漏れてしまう状態のことを言い、そのタイプはいくつかあります。
尿漏れはタイプにより症状が違いますので自分がどのタイプの尿漏れなのかを把握して対処してく必要があります。

■腹圧性尿失禁

くしゃみや咳、重い荷物を持つ時など尿意がなくても、お腹に力を入れたときに尿を漏らしてしまう症状のことを言います。

■切迫性尿失禁

小さな子供でない限り尿意を感じた時にトイレまで我慢できないということはありませんが、切迫性尿失禁は突然尿意に襲われトイレまで我慢できない症状です。

■混合型尿失禁

閉経後の女性に多いのがこのタイプの尿漏れです。
腹圧性尿失禁と混合型尿失禁が合併した症状で、尿漏れの中で一番多いと言われています。

尿漏れが起こる原因は何?出産や年齢はどう関係ある?

■腹圧性尿失禁

出産がきっかけとなることが多いとされています。
出産により女性の骨盤を下から支えている「骨盤底筋」という尿道を締める筋肉が衰えてしまうことが原因で尿漏れを起こします。
尿漏れの原因が骨盤底筋の衰えである場合は、骨盤底筋を鍛える骨盤低筋体操を行ってみましょう

■切迫性尿失禁

突然強い尿意に襲われる切迫性尿失禁は膀胱や尿道が正常に働いていない可能性があります。
膀胱が過敏に収縮し、膀胱におしっこを溜めておくことができずに尿漏れを起こしてしまいます。
膀胱が極端に小さい人も切迫性尿失禁の原因になります。

■混合型尿失禁

腹圧性尿失禁と同じで骨盤底筋の衰えが原因になりますが、出産が原因ではなく加齢が原因で骨盤底筋がゆるみ、膀胱や尿道の働きが悪くなり腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が合併して症状が現れます。
閉経期や閉経後に尿漏れの症状がある場合は混合型尿失禁であることが多いです。

尿漏れを防ぐにはどうするべき?

尿漏れは恥ずかしいというイメージが強く命に関わるような病気ではないため、なかなか病院を受診できず我慢してしまいがちです。
骨盤底筋を鍛える体操や運動も有効ですので、骨盤をしっかり立てて歩幅を大きく歩くウォーキングで骨盤底筋を鍛えましょう

また、肩幅程度に脚を開き息を止めて5秒ほど膣を締めるエクササイズも骨盤底筋を鍛えることができます。

その他には、尿漏れ対策として「ノコギリヤシ」「ペポかぼちゃ種子」「ビーポレン」「亜麻仁油」を含むサプリメントなども多く販売されているので、試してみるのもひとつの方法です。

 

これらはあくまでも尿漏れの症状が軽い時の対処法になります。
酷い症状がある場合はきちんと病院を受診して薬を処方してもらいましょう。

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